東海道新幹線の再生アルミを使用したストローが発売 価格は1本1,580円

東海道新幹線再生アルミを使用した3種類のストロー
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JR東海リテイリング・プラスが運営するオンラインショップで7月24日(水)から、廃車になった東海道新幹線の車両の再生アルミを用いた「東海道新幹線再生アルミストロー」を発売する。全3種類。価格は1本1,580円(税込)。各1,000本、合計3,000本の数量限定だ。

販売を予定しているサイトは、JR-PLUSオンラインショップClick!KIOSK。東海道新幹線60周年記念の製品として用意される。参考までに、JR-PLUSオンラインショップの当該商品ページによれば、24日10時から販売を開始するそうだ。

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各車体を想起させる配色や窓のデザインが特長

展開されるストローは全3種類。923形ドクターイエロー、東海道新幹線N700系typeA、0系新幹線それぞれの車体をイメージしたデザインが展開される。

各車体を想起させる配色や窓のデザインが特長で、飲み口は新幹線の先頭車両をモチーフにした。プレスリリースによれば「アルミ素材のため、冷たい飲み物を飲む際はプラスチック素材より冷たく感じます」とのことだ。

アルミストローはあまり聞きなれないモノではあるが、こちらもプレスリリースによると「官能検査の結果、紙製ストローやプラスチック製ストローと比較して、アルミ製ストローの方が飲んだ際の冷涼感とおいしさを強く感じることが分かりました」という。

製造時の環境負荷低減にも配慮した製品を実現

今回展開するストローにはいくつものこだわりが散りばめられている。

そもそもストローの核となる東海道新幹線再生アルミとは、廃車になった東海道新幹線から不純物を除去したアルミ合金を指す。強度が高いため、建築材料やグッズなどさまざまな形で活用されている。

各車体をモチーフとしたカラーの実現には、アルミニウムのカラーアルマイト処理が施された。飲み口の断面は新幹線の先頭車両を想起させるようにデザインしているだけでなく、車輪を付け加えることでリアリティを向上させた。

また、ストローにおいては、新幹線の廃材を原料にしたリサイクルアルミをマスバランス方式(さまざまな由来や性質を持つ原料・製品を混合して管理する手法)で60%製品に割り当てているそうだ。さらに、本ストローを製造したUACJの連結子会社であるUACJ押出加工滋賀は、100%再生可能エネルギー由来の電力を使用しており、製造時の環境負荷低減にも配慮した製品を実現した。

つまり、再生や再利用など環境に対して作られつつ、新幹線をイメージさせるストローなのだ。この夏、口を潤すのは新幹線だ。

東海道新幹線再生アルミを使用した3種類のストロー

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