東京都は、デジタル技術を活用した行政改革「シン・トセイ」の進化版となる「シン・トセイX 都政の構造改革QOSアップグレード戦略2.0(案)」を発表し、都民からの意見募集を開始しました。この戦略は、2035年を見据えた新たな都政改革の指針となるものです。
目次
DX推進で都政のQOS向上を目指す
東京都は2020年より「シン・トセイ」プロジェクトを進め、行政のデジタル化を推進してきました。これまでにアナログ環境の見直しや行政手続きのデジタル化を実現し、住民サービスの向上を図ってきました。
今回発表された「シン・トセイX」は、その取り組みをさらに進め、都民が真に「実感」できるQOS(クオリティ・オブ・サービス)を実現することを目的としています。2035年をターゲットに、より利便性の高い行政サービスの提供を目指します。
都民の意見を広く募集
東京都は本戦略案を公開し、都民からの意見を募集しています。意見募集の詳細は以下の通りです。
意見募集期間
- 2025年1月31日(金)~3月3日(月)※郵送は当日消印有効
意見の提出方法
- インターネット:専用フォーム(https://logoform.jp/form/tmgform/887710)
- 郵送: 〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都政策企画局計画調整部 「シン・トセイX(案)」意見募集担当宛
記載事項(郵送の場合)
- 件名:「シン・トセイX(案)」に関する意見
- 年齢(◆◆代)
- お住まいの地域(都内【区部、多摩、島しょ】、都外)
- ご意見(必須)
なお、電話や職員との面会など、上記以外の方法では意見を受け付けていません。
3月末に成案を策定予定
都は、寄せられた意見を参考に戦略案を検討し、2025年3月末を目途に最終的な「シン・トセイX」戦略を策定する予定です。提出された意見は、個人を特定しない形で公表される可能性があるとのことです。
未来の東京を形作るために
東京都は、デジタル技術を活用した都政改革をさらに加速させ、住民サービスの向上を目指しています。都民の意見が反映されることで、より実効性のある戦略へと進化することが期待されます。未来の東京を共に創るため、意見を寄せてみてはいかがでしょうか?