アサヒロジスティクス、2026年2月に大阪府茨木市に物流センターを開設へ 関西進出を本格化

アサヒロジスティクス
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アサヒロジスティクス株式会社(埼玉県さいたま市)は、2026年2月(予定)に大阪府茨木市に新たな物流センターを開設することを発表した。関西地方における配送と倉庫の両機能を備えた物流センターは、同社にとって初めての取り組みとなる。

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物流インフラのさらなる拡充へ

アサヒロジスティクスは、1,600台のトラックと2,500人超のドライバーを擁し、毎日500万人の食生活を支える食品物流企業である。創業から70周年を迎えた同社は、次の10年に向けた成長戦略の一環として、関西への本格進出を決定した。これにより、東日本と関西を結ぶ物流基盤を強化し、より安定した物流サービスの提供を目指す。

新センターの概要と開設の目的

今回の物流センター開設の背景には、同社の中期経営ビジョンがある。2024年4月の経営計画発表会では、「2028年度までに東日本全域の食と農を支える物流インフラを確立し、東名阪をつなぐ機能を強化する」ことが掲げられていた。現在、同社は関東、信越、東北に11カ所の共配センターを有し、これらをつなぐ共配ネットワークを構築している。

今回の新センター開設によって、関西圏でも同様の効率的な物流システムを導入し、より広範囲にわたる安定供給を実現する。

物流業界の今後と展望

アサヒロジスティクスの関西進出は、食品物流のさらなる安定化と効率化を推進する大きな一歩となる。今後、東日本と関西の物流ネットワークの強化を進め、より多くの地域に対して高品質な食品物流サービスを提供することが期待される。

関西地域の企業や生産者にとっても、安定した物流インフラの確立は大きなメリットとなるだろう。今後の展開に注目したい。

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