「私、農業アルバイト経験あります」NFTで可視化、就職・転職時の活用に期待 Metagri研究所と川上牧場

Metagri研究所と川上牧場
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農業の人手不足解消に向けた新たな取り組みがスタートする。株式会社農情人が運営する「Metagri研究所」と、島根県出雲市の川上牧場がタッグを組み、農業バイトの実績をNFTで証明する画期的なプロジェクト「農業バイト支援プロジェクト」を本格始動した。

目次

NFTで農業経験を証明!業界初の試み

このプロジェクトでは、農業バイトに参加した人に「Metagri農業バイトNFT」を発行する。NFTとは、ブロックチェーン技術を活用したデジタル証明書のことで、改ざんが不可能な特性を持つ。本プロジェクトでは、農業バイトの経験をNFTとして保有することで、働いた実績を証明し、就職・転職活動や別の農業バイト応募時に活用できる。

具体的な活用例

  • 就職や転職時の実務経験アピール
  • 他の農家へのバイト応募時に即戦力として証明
  • 農業と地域貢献に積極的なコミュニティ内での評価向上

Metagri研究所は、「スキマ時間にバイトをしたい人」と「繁忙期に人手を求める農家」をつなぐため、Web3技術を活用し、透明性の高い人材流動システムを構築することを目指している。

NFT受け取りの流れ

  1. 農作業に参加
    • 川上牧場で農作業を実施し、「合言葉」を受け取る。
  2. Web3ウォレットの準備
    • MetaMaskやScramberry Walletなどのアプリをダウンロードし、設定を完了。
  3. NFTの受け取り
    • 専用サイトまたはQRコードからNFTのミントサイトへアクセスし、条件をクリアして発行。
  4. NFT保有の確認
    • Web3ウォレット内にNFTが表示されれば完了。自分の農業バイト歴がブロックチェーン上で証明される。

農業界の課題解決へ向けた無料実証プロジェクトも開始

Metagri研究所では、今回の取り組みを全国の農家にも広げるべく、無料の実証プログラムを開始。農家がWeb3技術を活用できるよう、次のようなサポートを提供する。

  • NFT発行の技術支援
  • 農作業者へのNFT配布導線の設計支援
  • 地域連携や農家ごとのカスタマイズ支援

この仕組みにより、複数の農家が協力して人材を確保しやすくなり、地域の枠を超えた人材流動化を実現できる。

川上牧場とは?

川上牧場は、島根県出雲市にある酪農牧場で、代表の川上哲也氏が経営。彼は、酪農経営の効率化や人材確保のために先進的な取り組みを行っており、全農酪農経営体験発表会で優秀賞を受賞するなど、業界内での評価も高い。

Metagri研究所の展望

Metagri研究所は「農業×Web3」をテーマに、持続可能な農業モデルを推進するコミュニティ。1,000名以上のメンバーが参加し、新技術を活用した農業支援を行っている。

今後の取り組み

  • 独自トークン発行によるトークンエコノミー「FarmFi」モデルの構築
  • 会員限定イベントの企画と運営
  • 農業×Web3×生成AIの実証実験
  • 地方創生×Web3の支援パッケージ構築

この新たな農業バイトの形が、全国の農家に広がることで、農業の人手不足問題に対する有効な解決策となることが期待される。

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