アマゾンジャパン合同会社(以下、Amazon)は、2025年3月3日より、お子さま向け定額サービス「Amazon Kids+」にて、小学生向けプログラミング学習アプリ『プログラミングゼミ×鬼滅の刃』の独占提供を開始した。本アプリは、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターとともに、プログラミングを学べる内容となっている。
「鬼滅の刃」のキャラクターとともにプログラミングを学ぶ
『プログラミングゼミ×鬼滅の刃』には、竈門炭治郎や冨岡義勇、鬼舞辻無惨など19種類のキャラクターが登場する。ユーザーは、キャラクターを操作しながら、ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学ぶことが可能となっている。
また、特別仕様として主人公・竈門炭治郎(CV:花江夏樹)のボイスを収録。キャラクターの声と世界観を活かした学習体験が提供されることで、プログラミングに初めて触れる子どもでも楽しく学習を進められる。
導入の背景
Amazon Kids Japanのカントリーマネージャーである小林丈展氏は、以下のように述べている。
「2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、2025年からは大学入学共通テストに『情報 I』が導入されるなど、プログラミング教育への関心が高まっています。Amazon Kids+では、2021年以降プログラミングアプリの利用率が増加しており、2024年には子どもたち一人当たりの学習時間も大幅に伸びました。本アプリを通じて、遊びながらプログラミングを学び、将来のスキル習得の第一歩を踏み出してもらいたいと考えています。」
『プログラミングゼミ×鬼滅の刃』の特徴
『プログラミングゼミ』は、小学生向けのビジュアルプログラミングアプリであり、ブロックを組み合わせてキャラクターを動かしながら、プログラミングの概念を直感的に学べる仕組みになっている。
主な機能
- 156種類のプログラミング問題を搭載
- 「あるく」「ジャンプする」「大きくなる」「小さくなる」などのプログラミングブロックを活用
- 228種類のブロックを獲得・活用し、キャラクターを自由に操作
- オリジナル作品を作成可能
これにより、子どもたちは「鬼滅の刃」の世界観を楽しみながら、論理的思考力や問題解決能力を身につけることができる。
対応デバイスと提供形態
本アプリは、Amazon Kids+限定コンテンツとして提供され、以下のAmazon Fireタブレットシリーズで利用可能。
対応デバイス
- Fire HD 10 タブレット / Fire HD 10 キッズモデル / Fire HD 10 キッズプロ
- Fire HD 8 タブレット / Fire HD 8 キッズモデル / Fire HD 8 キッズプロ
- Fire 7 タブレット / Fire 7 キッズモデル
Amazon Kids+について
Amazon Kids+は、子ども向けの定額サブスクリプションサービスであり、児童書、知育コンテンツ、ビデオ、ゲームなど数千点のコンテンツを提供する。プライム会員は月額580円、プライム会員以外は月額980円で利用可能。
今後の展望
Amazonは、『プログラミングゼミ×鬼滅の刃』を通じて、プログラミング教育の普及を促進し、子どもが「好き」から学びへとつながる環境を提供することを目指している。