北海道富良野市、カゴメと協定締結「地産地消の推進」「富良野ブランディングへの貢献」

富良野市
画像はプレスリリースより(右:北市長 左:小柳支店長)
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北海道富良野市はカゴメ株式会社北海道支店と野菜をきっかけとした「健幸都市」の推進に向け「富良野市とカゴメ株式会社との包括連携に関する協定」を締結したことを明かした。目的は、食による住民の健康増進と地域の食育活動や地産地消の推進を図り、健康寿命の延伸や健康課題の解決だ。

これまでも富良野市とカゴメでは、野菜の魅力を伝えるために「ふらの野菜で健幸に」と題したキャンペーンを実施していた。ベジチェック体験や富良野市内の玉ねぎ畑や集出荷選別施設の見学と玉ねぎ料理を試食するイベント、ナトリウムとカリウムのバランスを意識した食習慣への移行の仕方や考えかたについてのセミナー実施などだ。

今回の締結では、以下の事項に関してより緊密な連携を図るとともに、具体的な取り組みを一体となって実施していくという。

  1. 健康寿命の延伸のために、食習慣改善に向けた食と健康に関する学び
  2. 持続可能な地域の実現のために、野菜の摂取量を計測できるベジチェックの活用と食育の推進
  3. 地産地消の推進のために、市内農産物を活用したレシピ開発など富良野ブランディングへの貢献
  4. 富良野農業の魅力と価値向上のために、ワインぶどう祭りなどでの市内外に向けた発信

今後の活動では、市民等を対象とした定期的な野菜摂取量の測定、ふらのワインぶどう祭りで取り組みの発信と地産地消の推進、健康への取り組みと地域の魅力を再発見してもらう機会の提供、食生活改善に向けた学びの場の提供などを企画している。

北海道富良野市長・北 猛俊氏は今回の連携にあたって「市民が健康で幸せに暮らせる『健幸都市』の実現に向け、歩みを進めるための大きな力となる」と期待を寄せている。また、カゴメ株式会社北海道支店長・小柳 秀樹氏は「富良野産野菜の価値や必要性、上手な摂り方のご提案をとおして健康寿命の延伸、地元農家様との情報交流、そして富良野ブランドの価値をより高めることのお役立ちができれば」と意気込みを述べた。

富良野市

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