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大阪ミナミ・グリ下 若者たちの居場所を創出 – 市とNPOが連携

認定NPO法人D×P
画像はイメージです(出典:Pixabay)
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大阪市と認定NPO法人D×P(ディーピー)は9月17日、大阪ミナミの繁華街に集まる若者に関するアンケートについての連携協定を締結した。今回の連携協定により、大阪ミナミの繁華街に集まる若者に関するアンケートを実施。D×Pと大阪市がその結果を共有し、データを分析し、最適な支援方法の検討に向けて連携・協力していく。

目次

グリ下を含む繁華街に集まる若者への最適な支援方法を模索

大阪ミナミの繁華街には、家庭や学校などに居場所がなく孤立する若者がSNS等を介してつながり、集まっている。また、虐待やDVなどから逃れるため、繁華街で過ごす若者もいる。

大阪ミナミの繁華街にはさまざまな背景をもつ若者が集まり、「夜の街」が若者のセーフティネットになっている。

D×Pは大阪ミナミの「グリ下(道頓堀のグリコ看板下)」から徒歩5分の場所で、ユースセンター(若者向けの居場所)を開所している。ごはんを食べたり、ゆっくりしたり、仮眠をとったりと安全に過ごせる空間をつくっているそうだ。

D×Pはユースセンターをオープンして一年。これまで多くの若者と関わってきた。そのなかで、より若者の実情、ニーズなどを把握して、必要な取り組みを行っていくために自治体を始め多様な方々との連携の重要性を感じていた。

本協定をとおして、「ユースセンター」に集まる若者にアンケート調査を実施し、そのアンケート結果を大阪市に共有していき、グリ下を含む繁華街に集まる若者の属性や背景を知り、双方で最適な支援方法を模索していく。

協定における実施内容

連携協定では以下について連携し、協力していくという。

  • 大阪ミナミの繁華街に集まる若者に関するアンケートを実施
  • アンケート結果の共有、データ分析
  • 最適な支援方法の検討
  • その他本協定の目的に沿うこと

認定NPO法人D×Pについて

D×Pは、経済的困難や家庭環境の問題を抱える13歳~25歳の若者を支援するNPO法人。大阪ミナミの繁華街に「ユースセンター」を開設し、食事の提供や相談窓口の運営などに取り組む。また、LINE相談事業「ユキサキチャット」を通じて、全国の若者を対象とした相談や支援もしている。

認定NPO法人D×P

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