石川県は10月3日、一般社団法人能登官民連携復興センターにおける地域おこし協力隊の募集を開始した。
▶ 地域おこし協力隊(一般社団法人能登官民連携復興センター)の募集
ことし1月に発生した能登半島地震から各地では復興に向けてさまざまな活動が取り組まれている。しかし、ノウハウ・人材・資金が不足するなどの課題に直面しているという。
そこで石川県では、能登の創造的復興に向け、県内外の支援の輪を拡大し、被災地の支援ニーズと多様な主体からの支援を効果的に結びつけるコーディネート機能を持った官民連携組織である「一般社団法人能登官民連携復興センター」を設立する。あわせて、本センターの一員として、能登地域の復興推進に向けて主体的に取り組みを進められる地域おこし協力隊を募集する。
業務の詳細や諸条件は石川県のホームページを参照してほしいが、いくつかポイントをピックアップしておく。
募集人数は4人。必須条件は、復興に向けて意欲的に取り組める人、外部との折衝が問題なくできる人。歓迎条件は、営業や事業開発スキル、SNS運用、自治体との連携した取り組みの経験など。
委嘱期間は令和6年12月1日から令和7年3月31日まで。原則週5日の勤務で、勤務地は石川県奥能登行政センター。年収は380万円からとしているものの、個人のスキルや業務経験、勤務日数・時間などに応じて、報償費額が変動する場合がある。