アンドドット株式会社は10月8日、山口県宇部市の市役所職員向けに生成AI活用研修を実施したことを発表した。自治体は職員の皆様が業務効率化の必要性を感じているケースが多いため、生成AIをうまく活用することで業務効率化に直結する余地が見込めるという。
研修には職員約90名にくわえ、3つの周辺自治体も参加した。
生成AIの基本的なリテラシーから使い方までワークショップ形式で実施。職員がAIを明日から使えるような内容を実施した。ワークショップでは「全員がAI活用を自分事化」し、業務におけるAI活用のアイデア出しを支援した。最終的なアイデアは集計し、宇部市全体での活用を目指すという。このワークショップ型の研修は満足度が9割を超えているそうだ。
アンドドットは、大手企業向けの生成AIの活用促進や共同開発、大学機関への研修実施と並んで、自治体向けの活用研修・導入に力を入れている。直近では、代表の茨木氏が福岡県の自治体DX推進を担う「ふく電協DXプロデューサー」に就任するなど、九州エリアで多く活躍していた。