福井県あわら市は11月13日、市の新しい試みとして、地域の魅力（観光スポット・グルメ）をインフルエンサーとともに発信するプロジェクトが始動したことを発表した。
フォロワー7万人以上の影響力を持つ長野県出身の「ナガノノ」さんがあわら市を訪れ、若手職員とともに市内のふたつの店舗を取材。地域のグルメや特色あるお店、職員おすすめのポイントをリール動画で紹介するため、ナガノノさんから撮影や編集のポイントを学んだという。
同市では、若手職員が中心となって市の魅力を発信するため、新たなInstagramアカウントの開設準備が進んでいる。魅力あるコンテンツを作っていくために、インフルエンサーを招いて職員が動画撮影や編集の基礎を学ぶ機会を設けた。この取り組みでは、若手職員があわら市の魅力をより多くの市民や観光客に届けることを目指している。インフルエンサーから学んだスキルを活かし、今後は、地域の特色を若手職員ならではの視点で伝えていく予定だ。
あわら市では情報発信の強化に取り組んでいる。令和5年度から、あわら市の情報発信に関する効果的な戦略を検討し、市の知名度を向上させるため、部門横断チームを設置。令和6年6月から広報戦略アドバイザーとして、and marks株式会社、地方創生ユニオン 代表 三輪 武寛さんを登用し、戦略的な情報発信を目指して取り組んでいる。
