全日本プロレスと横浜市消防局青葉消防署がタッグを組み、防災意識を広く高めるための「共創」プロジェクトが始動している。選手がインスタグラム横浜市消防局公式アカウントに登場し、さまざまな防災テーマに関する動画を配信している。
このプロジェクトは、プロレスの熱気とエンターテイメント性を活かして、防災の重要性をわかりやすく伝えていくことを目的にしている。横浜市では、プロジェクトを通じて、市民に防災の知識・意識を深めてもらい、災害に対する準備を強化してもらうことを期待しているそうだ。
横浜市消防局青葉消防署は、これまでにない新しい形で心に響く啓発活動を実施したいと考えた。こうした思いから、区内に道場を構え地域貢献に積極的な姿勢を持つ団体「全日本プロレス」との共創プロジェクトの実現に至ったという。
プレスリリースでは「プロレスの熱さと情熱で防災意識を高め、市民の安全を守るための革新的な取組――まさに、熱いタッグの誕生です!」と熱い気持ちが発信されている。
プロジェクトの第一弾では、全日本プロレスの選手たちが火災予防の重要なポイントを紹介するショート動画がインスタグラムにて配信される。この動画は、秋の火災予防運動(11月9日~15日)に合わせて公開された。プロレスラーならではの迫力を活かし、日常に潜む火災のリスクをわかりやすく、かつ、印象的に伝えているという。
動画は11月6日から12月4日にかけて順次公開されている。配信の日時と登場する選手は以下のとおりだ。
- 第1本目:11月6日(水)10:00~
こんろ火災:芦野 祥太郎 選手 - 第2本目:11月13日(水)10:00~
住宅用火災警報器:青柳 優馬 選手 ・ 青柳 亮生 選手 - 第3本目:11月20日(水)10:00~
電気火災:宮原 健斗 選手 - 第4本目:11月27日(水)10:00~
放火防止:大森 北斗 選手 - 第5本目:12月4日(水)10:00~
たばこ火災:本田 竜輝 選手