株式会社Specteeは12月10日、同社のAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」の兵庫県神戸市における導入事例を同社サイトにて公開した。
Spectee ProはSNSや気象情報、自動車のプローブデータ、全国1万台以上の道路・河川カメラなどを解析し、世界で発生する災害や危機を、迅速に収集、可視化、予測できるAIリアルタイム防災・危機管理サービス。必要な情報をリアルタイムに通知、独自開発のAI技術やマップ機能などを活用して、正確かつ整理された情報を瞬時に入手でき、災害対応やBCPを目的に民間企業・自治体などで使われている。とくに地方自治体においては、全国の自治体で導入されており、都道府県庁では約7割導入されているそうだ。
導入事例については詳しくは同社のページを閲覧してほしいが、「導入したきっかけ」「誤情報への対応や関係機関との連携」「担当職員による今後の展望」などは多くの企業や自治体の参考になり得る。
2025年で阪神・淡路大震災から30年が経つ現在においては、自然災害などによる被害が激甚化。どう対応していくか。行政はもちろん、全国それぞれの地域で“行動”が求められている。