株式会社エデュリーは12月11日、埼玉県鳩山町と包括連携協定を締結したことを発表した。2024年11月11日に締結した。本協定は、エデュリーの探究型保育と鳩山町の地域資源を活用した教育活動を通じて、少子化対策や教育、文化、生涯学習の充実、さらには地域の活性化を目指すものだ。
鳩山町は、子育て世帯が移住しやすい町づくりを目指し、「鳩山町少子化対策チャレンジプラン」など多様な施策を展開している。
一方のエデュリーでは、10の保育所と2の児童発達支援を埼玉・東京・神奈川で展開。子どもの興味や発見を起点に学びをデザインする探究型保育を提供している。探求型保育とは、たとえば、宝石づくりをきっかけとした国立科学博物館への見学や、レモン電池への興味から発展した野菜・フルーツによる発電実験など、子どもたちの「なぜ?」を学びへと発展させる保育だという。
目次
今後の取り組み内容例
本協定を通じて、地域資源を活用した多様な実体験の機会を子どもたちに提供することで、次世代を担う人材の育成と持続可能な地域づくりに貢献していく。プレスリリースでは3つの取り組み例について紹介されている。
- 探究型保育のガイドライン「らいくる」の導入
エデュリーが独自に作成したガイドラインを活用し、地域の保育活動を支援。 - エデュリーのテクニカルサポートチームによる保育の実行支援
実際に保育現場に入りながら、実践的なサポートを提供。 - 鳩山町での活動情報の発信支援
地域資源を活用した活動の様子を広く発信することで、町の魅力を伝える。