東京都板橋区、児童養護施設等の卒園者の暮らしを応援し、自立できるように支援するクラウドファンディングを開始 さとふるを活用

板橋区
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東京都板橋区と株式会社さとふるは、「さとふるクラウドファンディング」にて、「児童養護施設等の卒園者の暮らしを応援し、自立ができるよう支援したい!」の寄付受け付けを2024年12月13日から開始した。期間は2025年3月14日まで。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択できるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認できる。

今回のクラウドファンディングの取り組みには、「児童養護施設や里親のもとで育った子は、基本的には18歳で自立することが求められる」という背景がある。身の回りに頼れる大人が少ないなか、不安を抱えながらも、ひとりで生活していかなければいけない。そこで板橋区では、このような社会的養護経験者(ケアリーバー)が、安心して自立できるように支援を実施することにした。

実際の社会的養護経験者(ケアリーバー)からは「思っていたよりも学校が忙しく、アルバイトが思うようにできない中、家賃補助をいただくことができ、とても助かっています。ありがとうございます」などと感謝のコメントが寄せられており、このクラウドファンディングの意義が大いにあることもわかる。

板橋区ではケアリーバーに対しての支援は2019年度から実施している。家賃補助だけでなく、医療費助成や相談支援など経済支援、さらには「LINEで相談」といった寄り添うことでの支える役目も担っている。

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