富山市総合体育館が2026年10月から「YKK AP ARENA」という名称になる。
YKK AP株式会社は12月11日、富山市総合体育館Rコンセッション事業を運営するとやまアリーナコンセッション株式会社と富山市総合体育館のネーミングライツ・パートナー基本協定を締結した。同日、富山市総合体育館で同施設のネーミングライツ・パートナー発表会を開催し、施設の新名称が発表された。
富山市総合体育館は1999年に建設され、スポーツ・レクリエーションの中核施設として市民やプロスポーツ等に幅広く利用されている。2025年4月頃から、富山市総合体育館Rコンセッション事業者のとやまアリーナコンセッション株式会社が施設改修工事を着手。2026年10月のリニューアルオープンを予定している。新施設は「再生」「洗練」「連携」の3つのコンセプトを掲げ、スポーツを通じた地域活性化の核となる新時代のアリーナを目指している。
YKK APは同施設のコンセプト、運営方針に賛同し、地域との連携を深めスポーツやイベントを通した地域活性化への貢献を目的に、同施設のネーミングライツ・パートナー基本協定を締結した。施設リニューアル時に新名称を「YKK AP ARENA」として、新名称ロゴを施設に掲示する予定だ。
YKK APはほかにも、地域およびスポーツ振興を目的に、富山県を本拠地とするプロスポーツチーム「富山グラウジーズ」(バスケットボール)、「カターレ富山」(サッカー)、「KUROBEアクアフェアリーズ富山」(バレーボール)のスポンサーとして各チームを支援している。同社は「ネーミングライツ・パートナーとなることで地域に新たな活気が生まれるよう、引き続きプロスポーツの支援、地域との連携による社会貢献活動を推進します」とプレスリリースで述べている。