「TikTokを通して街の活気や温かさを多くの方に届けられた」。TikTok Awards Japan 2024で葛飾区がPublic Sector of the Year最優秀賞に

葛飾区
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東京都葛飾区の公式TikTokアカウント「なんかいいよね、葛飾」が、TikTok Japan主催の「TikTok Awards Japan 2024」にて、Public Sector of the Yearの部門で最優秀賞を受賞した。同部門には全150作品がノミネートされていた。

葛飾区公式TikTokは昨年6月にアカウントを開設し、投稿を始めた。定期的な広報紙の発行やほかのSNSを使った情報発信をしていたものの、それだけでは届かない若年層を中心とした層にアプローチすることで、「まずは少しでも葛飾区に関心を持ってもらう」などを目的としている。

今年6月に公開された「棕櫚たわしの作り方」動画は、葛飾区指定伝統工芸品に指定される、棕櫚たわし作りの工程をASMR動画風に作成。テンポの良いカット割りで、作業音が心地よく聞こえるよう、音にこだわって作った。再生回数は同アカウントで最高の240万回再生を突破。国内だけでなく、海外からの視聴も多く、国内外に葛飾の魅力を発信、そして再発見できる動画になった。

@katsushika_nankaii たわしを作る時の音がなんかいい🎧有限会社サガラ #葛飾区 #ASMR #職人 #traditional #craft ♬ オリジナル楽曲 – なんかいいよね、葛飾【公式】

そのほか、2024年に開催されたオリンピックの機運醸成を目的に、地元小中学生などと一緒にアスリートを応援するシリーズ企画も実施。下町人情のあたたかい気風が残るまちを感じさせるアカウントづくりを目指し、日々さまざまな動画を発信している。

最優秀賞に輝いたことについて同区の担当者は「葛飾区の魅力を発するアカウントがこのような賞に選ばれたことを嬉しく思います。町工場や伝統工芸士、区出身のアスリートの方々、園児や小中高生の皆さん、公園や街頭で偶然お会いした方々等々、たくさんの方のご協力があったからこそ受賞できました。TikTokをとおして街の活気や温かさを多くの方に届けられたことは喜ばしい限りです。今後も下町の『なんかいい』葛飾らしさを発信していきます」と述べた。

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