駅の自動改札機、対応進むクレカタッチ決済 都営地下鉄浅草線、三田線、大江戸線の26駅、京急線の10駅にも 狙いは羽田空港を使うインバウンド観光客

クレカ乗車
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都営地下鉄浅草線、三田線、大江戸線の26駅、京急線の10駅では、自身のタッチ決済対応のクレジットおよびデビットカードや同カードが設定されたスマートフォン等を自動改札機等にタッチすることでスムーズに乗車できるようになる。2024年12月21日(土)始発から対応する駅にて利用が可能になる。

目次

タッチ決済利用可能駅

東京都交通局:全26駅

都営浅草線:五反田駅、泉岳寺駅、三田駅、大門駅、新橋駅、東銀座駅、宝町駅、日本橋駅、人形町駅、浅草橋駅、浅草駅、本所吾妻橋駅

都営大江戸線:新宿西口駅、東新宿駅、上野御徒町駅、築地市場駅、大門駅、赤羽橋駅、六本木駅、青山一丁目駅、国立競技場駅、新宿駅、都庁前駅、西新宿五丁目駅、豊島園駅

都営三田線:三田駅

京急電鉄:全10駅

自動改札機対応:羽田空港第1・第2ターミナル駅(第1T口、第2T口)、羽田空港第3ターミナル駅(B2F、2F)、品川駅(高輪口)、京急蒲田駅、糀谷駅、穴守稲荷駅、横浜駅(中央口)、泉岳寺駅

簡易改札端末対応:羽田空港第1・第2ターミナル駅(第2T口)、羽田空港第3ターミナル駅(B2F)、品川駅(高輪口)、大鳥居駅(西口)、天空橋駅(中央口)、横浜駅(北口)

両社が狙うのはインバウンド観光客

京急電鉄では、このクレジットカード等によるタッチ決済での乗車を、京急グループ第20次総合経営計画における重点事業展開「日本の玄関口・羽田空港のポテンシャル最大化・活用」を具体化する施策と位置づけ、2024年10月より開始した「クレジットカードによる乗車券の発売」にくわえて、インバウンドのお客様への更なる受け入れ体制強化と利便性向上に繋げるための施策として実施する。また、品川・羽田・横浜の3エリアを結ぶ「成長トライアングルゾーン」を中心に、沿線の発展・活性化を推進し、2025年中に京急線全駅で改札機へのタッチ決済による乗車が可能となるよう準備を進めていくという。

一方の東京都交通局においても、東京都を訪れる外国人旅行客が年間2000万人に迫る勢いで増え続けるなか、キャッシュレス化の促進や誰もが利用しやすい都営地下鉄の実現に向け、全駅でのタッチ決済導入に向けた準備を進めていく考えだ。

2024年12月4日からは横浜市営地下鉄の全40駅でクレカなどによるタッチ決済乗車が可能になった。急速に進む、駅でのクレジットカード活用。国内以上に海外ではクレジットカードが主流であり、増加するインバウンド観光客がよりスムーズにサービス利用できるように、交通インフラでは整備が進んでいる。

観光客側が手軽に使えるようになることはもちろん、駅員らへの問い合わせ回数なども減る可能性もあるため、業務負担の軽減にもつながる取り組みだ。

クレカ乗車

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