福島県鮫川村の大自然と地域文化を満喫する「保育園留学」が始まりました。子どもは保育園に通い、親は地域の魅力を楽しみながら働ける新しい親子体験です。
「保育園留学」とは?
「保育園留学」は、子どもが地元の保育園に通い、家族で地域に滞在してその魅力を体感できる1—2週間のプログラムです。
特徴
- 子ども: 自然の中でのびのび成長。
- 親: リモートワークをしながら地域体験。
- 地域: 親子との交流で地域活性化。
全国40地域以上で展開され、これまでに1500家族以上が参加しています。
鮫川村での「保育園留学」の魅力
1. 元小学校をリノベーションした広々園舎
「さめがわこどもセンター」は、元小学校を改装した広々とした施設。四季折々の自然の中で、
- 昔ながらのわらべ歌やリズム運動。
- 生き物観察や実り集めなどの自然体験。
を通じて子どもたちの創造力や好奇心を育みます。
2. 自然体験と快適な宿泊環境
滞在先は2つの施設から選べます。
- ゲストハウス「ホワイトハウス」: 農業体験や石窯ピザ作りなど、農村生活を楽しめます。
- 農家民宿「まどろみ」: 昔ながらの土蔵を改装した宿で、米ソムリエとおむすび作りや農業体験。
どちらの施設もWi-Fi完備でリモートワークに最適です。
3. 東京から車で3時間の大自然と伝統文化
鮫川村は、阿武隈高原の大自然に囲まれた村。東京から車で約3時間とアクセスも良好です。
- 星空観察: 鹿角平天文台で満天の星空を堪能。
- 文化体験: 鮫川和紙の紙すき体験や伝統料理。
- 自然散策: 「江竜田の滝」などで渓谷散策。
実際の参加者の声
栃木県から参加した親子:
「星がきれいなのはもちろんですが、鮫川村は山が特徴的だと感じます。特に、国道を運転していると、起伏ある土地の低いところを縫うように走行するので、山を過るたびに夜空が違う形で切り取られるのです。そこに星が散りばめられており、異世界に来たような感覚がありました。」
関係者のコメント
- 鮫川村役場:
「鮫川村は人口約2800人の南は茨城県に接する山間の村です。「まめで達者な村づくり」を村是に、村全体で20年にわたり環境に負荷をかけない、化学肥料や農薬に過度に頼らない循環型農業に取り組んできました。この取組は、全国的にも類がなく第12回グッドライフアワードにおいて環境大臣賞(自治体部門)を受賞しました。
村を訪れると、春夏秋冬、里山の魅力を感じることができます。春は山桜、山菜の季節を迎え、山は新緑で萌黄色に染まります。夏の夜はカエルの大合唱。ホタルや国蝶オオムラサキも飛び交います。秋は山々が紅葉に染まり落ち葉や木の実アートを楽しむことができます。また、特産の大豆も実りを迎え、田んぼではお米のはぜかけ(天日干し)など、里山の原風景を見ることができます。そして、冬。人光が全くない鹿角平天文台で満天の星空を見上げると1つ2つと流れ星を数えることができます。
都会にはない価値がここにあります。お子様の大切な時期、ご家族で鮫川村に滞在して特別な体験をしませんか。日帰り温泉施設などには、コワーキングスペースも設けています。」
- さめがわこどもセンター:
「「さめがわこどもセンター」は、自然豊かな環境に囲まれた保育園です。四季折々の風景を楽しみながら、田んぼでの生き物観察や、秋の実り集め、冬の氷滑りなど、自然の中でのびのびと遊ぶことが特徴です。「子どもたちの創造力を伸ばし、豊かな人間性を育む」ことを大切にし、子ども主体の保育を実践しています。日々意見を交わしながら、より良い環境づくりに努めています。鮫川村の大自然の中で、特別な保育園留学をぜひ体験してください。お待ちしています。」
- 農家民宿「まどろみ」:
「美味しいお米を食べてもらいたい」との思いで開業してから5年になるところです。都会の子育て世帯の応援団になりたいと考えています。手作り絵本の読み聞かせやお結びづくり、さらに、農業体験を通して子供たちの豊かな感性が開かれていくことを期待します。「また来たい」と言っていただけるような心のオアシスとなることを目指しておりますので、気軽に足をお運びください。鮫川村での保育園留学を心よりお待ちしております。」
プログラム詳細
- 保育園: さめがわこどもセンター
- 宿泊施設:
- ホワイトハウス
- 農家民宿「まどろみ」
- 期間:
- 申込受付: 2025年1月9日開始
- 滞在期間: 2025年1月12日—
- 対象年齢: 2—5歳児クラス
- 料金: 145,800円―(大人2名・子ども1名/1週間)
大自然と地域文化を体験する特別な時間を、ぜひご家族でお楽しみください。