地域活性化と障がいをもつ方の雇用創出 相模原市が「ふるさと納税サービス」で取り組む

株式会社バリューデザイン
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ペイクラウドホールディングス株式会社は7月24日、同社の傘下である株式会社バリューデザインが神奈川県相模原市と株式会社アンスタイルとともに、相模原市における地域活性化に向けた取り組みを開始すると発表した。

障がい者の就労を支援するアンスタイルと現地決済型ふるさと納税サービスを提供するバリューデザインの、福祉と金融という2社による地域活性化プロジェクトである。

プレスリリースによれば、障がいを持つ方々の“労働力”は、人手不足問題を解消すると注目を集めているそうだ。

障がい者の就労支援をするアンスタイルは、一般就労に向けた支援や地域生活等における自立のサポートを実施している。同社サイトによれば、就労継続支援A型事業所として軽作業や洗浄作業、ホテルベッドメイク、デザイン制作、キッティング作業などの業務を企業等から受け、働くことにチャレンジする障がいをもつ方を支えているという。

相模原市における一連の取り組みにおいては、バリューデザインが提供する「ふるまちPay」に関して、アンスタイルが加盟店の開拓と加盟店に対する事務作業を担う。

ふるまちPayとは、ふるさと納税制度における返礼品の幅を「モノ」から「コト」へ拡げることで、来街者が現地で手軽に寄付できる環境をつくり、地域活性化につなげるもの。自治体側は、ふるまちPayを導入することでふるさと納税ポータルサイトの利用や送料が不要となり、総務省の経費基準厳格化にも対応した事務経費の圧縮を実現できる。

そして相模原市は、市内に構える22,480事業所に勤務する近隣エリアからの通勤者などが、市内のキャンプ場、体験施設などで手軽に寄付できる場をアンスタイル、バリューデザインとともに築くことで、地域活性化を目指している。

株式会社バリューデザイン

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