学生団体 防災meは、2025年3月10日（月）に「防災×ポイ活」をテーマにした防災meアプリを正式リリース した。本アプリは、日常的な防災行動を促進し、ユーザーが防災アクションを通じてポイントを獲得し、それを防災グッズやギフトカードに交換できる仕組みを提供する。
目次
防災meアプリの特徴
楽しく学べる「防災×ポイ活」
防災meのアプリでは、以下のアクションで「そなえポイント」を貯めることができる。
- 防災イベントや施設への訪問
- 防災に関する記事を読む
- 毎日ログインしてデイリーポイントを獲得
「防災対策は後回しになりがち」「面倒くさい」といった課題を解決し、楽しく防災を習慣化できるアプリ となっている。
貯めたポイントで防災グッズと交換
獲得した「そなえポイント」は、防災グッズやギフトカードと交換 できる。今後、交換可能なアイテムを順次拡充予定だ。
防災施設でポイントがもらえる「そなえスポット」機能
アプリのもう一つの大きな特徴は、「そなえスポット」機能 だ。防災関連施設やイベント会場に行き、チェックインすることでポイントを獲得できる仕組みとなっている。
現在、機能拡充中であり、今後さらに多くの施設と連携を予定している。
開発の背景 – 東日本大震災を経験した学生の想い
本アプリの開発を手掛けたのは、防災me代表であり、20歳の学生防災士・隂山弘暉氏 だ。
2011年3月11日 に発生した東日本大震災を福島県郡山市で経験し、幼いながらも災害の恐ろしさと復興の難しさを目の当たりにした。
「防災は特別なものではなく、日常に根付くべきもの」
この想いから、2023年に学生団体「防災me」 を設立。防災情報の発信やイベントを展開し、今回のアプリ開発を通じて、より多くの人が防災を「自分ごと」として捉える環境をつくることを目指した。
東日本大震災から14年、防災の未来へ
東日本大震災から14年が経過した今も、震災の記憶と教訓を未来につなぐことが重要だ。
このアプリを通じて、一人でも多くの人が「防災」を日常の一部として考えられるようになることを願っている。
防災meの取り組みが、日本全国の防災意識向上につながることを期待したい。
