現役メジャリーガー・菊池雄星投手（以下、菊池選手）がオーナーとして、岩手県花巻市に世界最先端の機器を導入した日本最大級の全天候型複合野球施設をオープンさせるプロジェクトが動いている。
7月26日現在、同プロジェクトではクラウドファンディングによる支援をCAMPFIREにて受付中。目標額は300万円としていたものの、7月26日11時時点で目標額を上回る344万円が集まっている。
▶ 菊池雄星プロデュース！岩手発、最先端 屋内野球施設 立ち上げプロジェクト
子どもたちが夢を膨らませ、夢に向かって進む最高の施設を目指す
菊池選手が取り掛かっている施設には「King of the Hill」（以下、KOH）という名前が付けられている。直訳すると「マウンドの王」。メジャーリーグでは、特別な敬意を払いピッチャーのことをこう呼ぶそうだ。同プロジェクトサイトによれば、「特別な敬意とは、『その試合を制した者』。その試合をしっかりとおさえた、エースでなければ呼んでもらえません。この施設名は、『King of the Hill をここから』という思いを込めて付けました」と述べられている。
目指すのは、子どもたちが夢を膨らませ、夢に向かって進む最高の施設だ。
KOHには施設コンセプトの軸になる4つの要素が設定されている。
- Physical ／ 一流の肉体と技術を鍛錬する場
- Social ／ 交流し連帯感を築く場
- Mind ／ 身体と心を整える場
- Cultural ／ MLB文化を感じ取り学ぶ場
これらの4つの軸はプロジェクト全体の中心に据えられており、現在、施設の整備と、この施設で展開するプログラムの作成をそれぞれ全力で進めているという。
クラウドファンディング当該ページに記載の今後予定しているスケジュールは以下のとおり。
- 2024年7月20日 クラウドファンディング開始
- 2024年8月31日 クラウドファンディング終了
- 2024年9月上旬 リターン商品準備
- 2024年9月～11月 リターン順次発送
- 2024年11月17日 K.O.Hオープニングセレモニー（予定）
- 2024年11月中 法人向け講演会（予定）
- 2024年11月30日 親子向けオンライン講演会（予定）
- 2024年12月1日 K.O.Hメソッド スクール・プログラム開講（予定）
クラウドファンディングのリターンにはサイン入りグッズなど
このクラウドファンディングに支援するリターンには、クラウドファンディング限定のオリジナルアイテムなどが用意されている。なかには菊池選手による直筆のサイングッズもあるそうだ。主なラインナップと、その支援額は以下。
- “Hall of Name” ネームプレート：ゴールド（直筆サインボール付）【限定30名】／50,000円
- “Hall of Name”ネームプレート ：シルバー【限定100名】／15,000円
- オリジナルグローブ（菊池雄星オリジナルモデルネーム入）【限定10名】／150,000円
- K.O.H オープニングセレモニー特別参加権【限定5名】／15,500円
- K.O.H オープニングセレモニー・オンライン視聴セット【限定30名】／5,000円
- カフェエリア6か月パス券（施設内の見学も可能）【限定20名】／12,500円
- 菊池雄星 法人向け講演会 現地参加権【限定1社※法人のみ※】／505,000円
- 菊池雄星 オンライン講演会親子参加セット【限定100組】／5,000円
- ＜お子さま限定＞K.O.H応援セット／1,800円
- マグカップセット／3,500円
- スポーツタオル セット／5,000円
- Tシャツセット／7,000円
- ベースボールキャップセット／10,000円
- 野球観戦セット【限定50名】／20,000円
- 限定グッズスペシャル全部セット【限定10名】／30,500円
各詳細は、クラウドファンディングの当該ページで確認してほしい。
「未来を創るリーダー」に育ってくれている未来を実現させたい
当該のクラウドファンディングページには、「最後に」としてメッセージが公開されている。そのメッセージでは、「メジャーリーグ、プロ野球を目指す野球人の育成はもちろんですが、それだけにとどまらず、野球・スポーツを通じて、一人でも多くの子どもたちが『未来を創るリーダー』に育ってくれている未来です」と述べられている。
KOHの施設には、プロ仕様のブルペン、バッティングエリア、トレーニングスペース、休息をとるラウンジ、回復のためのリラックス＆ヒーリングスペースにくわえ、MLB文化等を感じられるギャラリー、コミュニティスペースとして活用できそうな中庭などが用意される。
とくにこの中庭では、講演会やワークショップなどが実施されることを想定しているだけでなく、パーティー会場として、また地域密着イベントの開催としても使われることを考えているそうだ。
そんなKOHが想定する施設利用者は、K.O.Hメソッド 参加生／プロ野球選手／アマチュア野球選手／野球部・野球クラブ 所属部員／一般利用者（パーソナルorグループトレーニング参加者／イベント参加）／ 野球選手たちの保護者／菊池雄星としている。オフシーズンに入ると、もしかしたらKOHでトレーニングに励むプロ野球選手らがいるかもしれない。
