貴凛庁株式会社が運営する防災体験型施設「KIBOTCHA」は、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県東松島市を舞台に、企業向けの人材育成・研修プログラムを新たに開始した。震災からの復興過程で培われた「感謝と俯瞰、そして不可能を可能にするマインド」を軸に、従来の座学中心の研修とは異なる実践型の学びを提供する。
研修内容は、問題解決力と組織内の信頼構築を目指す「レジリエンス研修」や、災害時の危機対応力を高める「防災・サバイバル研修」など。参加者が被災地でのリアルな体験を通じて主体的に考え行動することを重視し、組織全体の課題解決力の底上げを図る。
対象は、若手社員の定着に課題を抱える企業や次世代リーダーの育成に取り組む企業、またSDGsやESG経営を推進したいが具体的な手法に悩む企業など。1泊2日の合宿形式にも対応しており、企業ごとの課題に応じた完全カスタマイズ型プログラムの提供も可能となっている。
KIBOTCHAの代表取締役・三井紀代子氏は、「震災を経験した東松島だからこそ伝えられる“気づき”と“学び”がある。地域との関係性を見つめ直すことで、持続可能な組織づくりを支援したい」とコメントしている。
研修の詳細やカウンセリング予約は、下記の特設サイトで受け付けている。
https://kigyoukenshu.kibotcha.com