株式会社X(所在地:東京都港区虎ノ門)は、AI動画生成サービス「WriteVideo」について、自治体向けのパートナー制度募集を開始した。WriteVideoは、文章を入力するだけでナレーション付き多言語動画を自動生成できるクラウド型サービスで、外国人住民向け行政手続き案内などの情報発信を支援する。
外国人住民数の増加により、自治体には多言語対応の強化が求められているが、現場では通訳者不足や印刷物の限界、職員のICTスキル不足などが課題となっている。WriteVideoを活用することで、住民登録やごみ分別、防災情報などの重要な手続き案内を多言語で動画化でき、職員の負担軽減と住民サービスの質向上が期待される。
先行導入した自治体では、「紙での説明が動画に置き換わり、業務負担が大幅に削減された」「問い合わせ件数が減少した」といった効果も報告されている。株式会社Xは、今後も教育・研修領域を含めた行政DXを加速させる取り組みを進めていく方針だ。