内閣府がデータ分析の無料セミナーを8/20に開催 誰でも参加可能 データ分析と政策デザインのポイント紹介

内閣府
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内閣府 地方創生推進室は8月20日に、現在実施中の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」において、第2回オンラインセミナーを開催することを発表した。

セミナーは18時30分から20時10分までを予定。テーマは「アイデアを磨こう!データ分析と政策デザインのポイントを学ぶ」。参加には事前の申し込みが必要。参加費は無料。セミナーはZoomを利用する。申し込みの締め切りは8月19日(月)12時までで、締め切り間近となっている点に注意したい。

コンテストに応募を検討している人はもちろんのこと、誰でも参加できるのはポイントだ。これからデータを利活用して地方創生に取り組む人たちにとっても、知識や考え方を一層深められるセミナーになると思われる。

申し込みページ

セミナー概要
名称:地方創生☆政策アイデアコンテスト2024オンラインセミナー 第2回
テーマ:「アイデアを磨こう!データ分析と政策デザインのポイントを学ぶ」
開催日時:2024年8月20日(火)18:30~20:10
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)

申込締め切り:2024年8月19日(月)12:00まで
参加費:無料
定員:500名
主催:内閣府地方創生推進室

目次

コンテスト応募や政策アイデアを出すヒントがわかる

セミナーでは、提供開始から10年目となるRESASの誕生秘話や、取組の振り返り、アイデアコンテストの変遷のほか、RESASがもたらした影響とEBPMの進化についての対談、また、デザイン思考の観点から、アイデアの広げ方やブラッシュアップの方法に関する講演を予定。さらに、「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」応募に役立つ情報も知ることができる内容となっているという。

以下では、プレスリリースの内容に記載されているセミナー当日のプログラムについて紹介する。

「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」概要説明

コンテストの趣旨、最終審査会のご案内、ご応募いただく際の注意事項などについて、事務局からご説明するほか、RESAS(リーサス)・RAIDA(レイダ)の使い方や政策アイデアを作成するうえで参考となるコンテンツをご紹介します。

特別対談:「RESAS(リーサス)誕生から10年目!アイデアコンテストの変遷」

誕生から10年目となるRESAS。その誕生秘話やこれまでのアイデアコンテスト受賞作品を振り返りながら、アイデアコンテストの作品傾向の変化について解説。これとともに、RESASがもたらした行政や社会に対する影響とEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング/証拠に基づく政策立案)の進化についても解説します。

モデレーター 株式会社QUICK 北村 慎也 氏

リアルタイム社会経済診断システム「QUICK Data Cast」の開発、自治体DX支援などを担当。RESAS及びV-RESASの立ち上げ事業など、ビッグデータプロジェクトを推進する。2015年「ビッグデータビジュアライザー地域経済ビッグデータビジュアライゼーションのプロトタイピングシステム」グッドデザイン金賞を受賞。 中小企業政策審議会臨時委員(金融小委員会)、中小企業の成長経営の実現に向けた研究会委員などを務める。

パネリスト 内閣官房 早田 豪 氏

1997年通商産業省(現・経済産業省)に入省。貿易保険、国際経済などの通商政策分野から地域経済政策、中小企業政策、エネルギー政策まで幅広い分野に携わる。2015年には内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局(現・デジタル田園都市国家構想実現会議事務局) ビッグデータチーム長代理としてRESAS開発を担当。

パネリスト 統計家 西内 啓 氏

東京大学助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長等を経て、現在多くの企業のデータ分析および分析人材の育成に携わる。2010年より官民のデータサイエンスプロジェクト支援に従事し、RESASおよびV-RESASの立ち上げ事業など、ビッグデータプロジェクトを推進する。第1回、第3回~第9回地方創生☆政策アイデアコンテスト最終審査員。

パネリスト 福岡大学 岡 祐輔 氏

2003年福岡県糸島郡二丈町(現糸島市)に入庁。自治体職員としてデータ分析を用いた地域ブランド政策を実践し、地方創生☆政策アイデアコンテスト2016地方創生大臣賞、帝国データバンク賞を受賞。 その他、地方公務員アワード2018 、第5回統計データ利活用表彰特別賞など、多数の受賞歴がある。2024年4月より現職。著書に『地域も自分もガチで変える! 逆転人生の糸島ブランド戦略』(実務教育出版)。

講演:「創造的思考で未来を描く:新しいアイデアの発掘と具体化」

コンテスト応募者が新しいアイデアを生み出すための創造的思考技術(ブレインストーミング、マインドマッピング、デザインシンキングなど)について紹介。視聴者が画面の前で取り組めるワークを交えながら、初期アイデアの具体化やプロトタイプの作り方、改善のための質問の仕方について解説します。紙とペンをご用意のうえ、ご視聴ください。

スピーカー 株式会社YOUI 原口 唯 氏

福岡県糸島市出身。2011年九州大学芸術工学府修了後、都市開発コンサルティングや自治体シンクタンクを経て、2017年に株式会社YOUIを設立し、代表取締役に就任。公共領域での知見を生かし、企業・行政・市民の協力体制構築やNPO・中小企業支援に尽力。一般社団法人全国リビングラボネットワーク理事や認定NPO法人エデュケーションエーキューブ理事も務め、長崎大学FFGアントレプレナーシップセンター准教授としても活躍中。

「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」とは?

「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」(内閣府地方創生推進室主催)は、地域を元気にする、地域課題の分析を踏まえた政策アイデアを募集するコンテストだ。

地域の現状・課題について、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)デジタル田園都市国家構想データ分析評価プラットフォーム(RAIDA:レイダ)等を使った分析に基づく、本質的で独創的な解決策や政策アイデアの提案が期待されている。

募集対象は、学生や地方公共団体、民間企業等の社会人など幅広く、また、個人やグループなど、誰でも応募が可能だ。募集期間は、2024年6月11日(火)〜9月19日(木)17:00まで。最終審査会は12月7日(土)に実施され、ファイナリストによるプレゼンテーション審査の後、地方創生担当大臣賞などの受賞者を決定する。

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