LINEヤフー株式会社とJリーグは現在、Jクラブ対抗企画「ソナエルJapan杯2024」を開催している。
ソナエルJapan杯は、防災意識を高めることを目的に、災害時に必要な知識や能力を問う「ヤフー防災模試」(速習編/地震編/台風・豪雨編)をJリーグ、Jクラブのファン・サポーターがスマートフォンで受験し、「勝ち点」をクラブ間で競い合う。
全60クラブが10グループに分かれて競い合う
防災意識を高め災害に強い地域を作るため、LINEヤフーが提供する「ヤフー防災模試(速習編/地震編/台風・豪雨編)」をJリーグ、Jクラブのファン・サポーターが受験する。その結果の点数や、各JクラブのXアカウントが発信するポストへのリアクション数に応じて応援するクラブに「勝ち点」が付与され、合計が最も高いクラブが優勝となる。ひとりでも多くの方が参加すれば、応援クラブの勝利につながる。
今年のソナエルJAPAN杯では、全60クラブを毎週6クラブずつ10グループに分けたグループ戦を約3週間(1節〜3節)実施し、最終勝ち点合計で順位を決定する。グループ構成は1節ごとにランダムでシャッフルされ、大会期間を通じて各Jクラブが「速習編」「地震編」「台風・豪雨編」の受験をファン・サポーターに促し、各クラブが順位を競う。優勝クラブには盾が贈呈される。
開催期間は8月20日(火)から9月12日(木)まで。1節8月20日(火)〜8月27日(火)、2節8月28日(水)〜9月3日(火)、3節9月4日(水)〜9月12日(木)で実施する。
現在開催中の1節のグループ分けは以下となっている。
GROUP A | GROUP B | GROUP C | GROUP D | GROUP E |
モンテディオ山形 | レノファ山口FC | アビスパ福岡 | FC町田ゼルビア | アルビレックス新潟 |
ファジアーノ岡山 | 奈良クラブ | FC琉球 | 柏レイソル | ガンバ大阪 |
SC相模原 | 福島ユナイテッドFC | 栃木SC | 横浜F・マリノス | ジェフユナイテッド千葉 |
徳島ヴォルティス | 名古屋グランパス | FC大阪 | 松本山雅FC | 湘南ベルマーレ |
ヴィッセル神戸 | サガン鳥栖 | 清水エスパルス | アスルクラロ沼津 | セレッソ大阪 |
いわきFC | ヴァンラーレ八戸 | いわてグルージャ盛岡 | カターレ富山 | ギラヴァンツ北九州 |
GROUP F | GROUP G | GROUP H | GROUP I | GROUP J |
東京ヴェルディ | 大分トリニータ | サンフレッチェ広島 | 藤枝MYFC | V・ファーレン長崎 |
ベガルタ仙台 | 京都サンガF.C. | ツエーゲン金沢 | 横浜FC | 北海道コンサドーレ札幌 |
ヴァンフォーレ甲府 | 愛媛FC | ザスパ群馬 | 水戸ホーリーホック | ジュビロ磐田 |
ロアッソ熊本 | FC今治 | FC岐阜 | ブラウブリッツ秋田 | ガイナーレ鳥取 |
AC長野パルセイロ | 鹿児島ユナイテッドFC | 川崎フロンターレ | テゲバジャーロ宮崎 | 鹿島アントラーズ |
浦和レッズ | カマタマーレ讃岐 | Y.S.C.C.横浜 | FC東京 | 大宮アルディージャ |
SDGsへの貢献 「V・ファーレン長崎」が3年連続で優勝
ソナエルJapan杯は、ひとりでも多くの人の防災意識を高めることで、SDGsのゴール11「住み続けられるまちづくり」とターゲット13.1「気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。」に貢献することを目的としている。
開始したのは2021年から。東日本大震災から10年、熊本地震から5年が経過したしたのを機にはじまったという。ことしで4回めの開催を迎えた。昨年のソナエルJapan杯では、8万人以上の選手やサポーターが参加したそうだ。
これまでのソナエルJapan杯では3年連続で「V・ファーレン長崎」が優勝しているそうだ。ちなみに、Jリーグ(J1)における3連覇を唯一達成しているのが「鹿島アントラーズ」。これは運命なのか偶然なのかわからないが、ソナエルJapan杯2024の1節では、長崎と鹿島はともにGROUP Jに入っている。
Jリーグをはじめ、スポーツというコンテンツは多くの人を熱狂させ、注目を集めている。こうしたコンテンツが旗振り役となり、防災への意識をさらに向上させ、地域への貢献・活性化を実現していく姿は応援したいところだ。