ドクターメイト株式会社は8月21日、介護施設利用者の認知症ケアに対するオンライン精神科相談サービスを一部地域より提供開始したことを発表した。
同サービスは、施設より事前の情報共有を受けた相談したいご利用者様の情報をもとに認知症や高齢者医療に強い精神科医がオンラインで日々のケアのアドバイス・環境調整・薬剤調整のアドバイスをする。
施設にて利用者へのアドバイスをもとに実践。経過報告を担当精神科医に再度共有し再度アドバイスをもらい実践、というサイクルを回すことで、重度化が進むと負担が重くなっていく認知症の重ケアをサポートし、利用者本人、家族、施設職員のQOLの向上を図れるという。
さらに、施設内共有用の相談およびアドバイスのレポートもドクターメイトの看護師が作成してくれる。施設内ナレッジの蓄積、家族との相談、精神科のクリニックや嘱託医との情報連携など幅広い用途で使えるそうだ。
実際に同サービスを利用した社会福祉法人愛知玉葉会 特別養護老人ホーム 第二尾張荘からは「担当ドクターのご対応やご指導は大変良好ですし、通常のケースカンファレンスとは別に多職種連携でご利用者に向き合う機会と時間が増えたことにより、スタッフにとって良き学びの場ともなっています」とコメントが寄せられている。