株式会社さとふるは8月21日、掲載しているふるさと納税お礼品情報をもとに、お礼品のトレンドを発表した。
特筆すべきは、ことし6月・7月の「旅行券・チケット」カテゴリにおいて、沖縄県への寄付件数が前年同期比で約3倍になったことだ。また、沖縄県内で利用可能な「PayPay商品券」への同期間の寄付件数も前年比およそ5倍に増加している。夏休みの旅行で沖縄県に行った際に、ふるさと納税のお礼品を活用してさまざまなアクティビティを楽しむ人が増えていると推察される。また、お礼品の数も前年同期比で2倍以上になっているとしており、利用可能なお礼品の種類が増えたことも、寄付件数の増加につながっていると考えられている。
お礼品では、沖縄美ら海水族館の引換券や嘉手納町にあるマングローブでのカヤックツアーなどが人気だった模様。
また、沖縄県だけでなく東京都で楽しめる「体験型お礼品」の登録件数も急増したと明かされた。前年同期比で4倍以上という。主なお礼品は、「佃・月島まち歩きとランチで“もんじゃ”作り体験!」「江戸小紋染体験」「SHIBUYA STREAM HOTEL ペアアフタヌーンティーご利用券」など。
プレスリリースでも休み期間特需があると述べられており、この先のシルバーウィークや年末年始などにもどういったお礼品が登場するのか楽しみだ。年末年始であれば、初詣で人気な土地などで体験型の何かがあったりするのかもしれない。