東京消防庁の公式X(旧:Twitter)アカウントで「力をお貸しください」とメッセージが飛んでいる。
これは、近年課題としてあげられる「救急車の適時・適切な利用」における、救急車のひっ迫をテーマにしたデザインの公募企画だ。都内在住・在学の学生を対象とした企画で、応募された作品のなかから最優秀作品を選ぶ。最優秀作品は東京消防庁が展開している広報媒体(バナー広告やデジタルサイネージなど)に活用されるという。募集期間は2024年9月1日(日)から同年10月15日(火)まで。
▶ 募集ページ
端的に言えば、広告用のクリエイティブを作成する企画だ。
募集要項の詳細は当該の募集ページに記載されているが、そのなかでも気を付けるべき点は主に以下をあげておく。
- 個人による応募
- 最優秀賞作品の使用に関する権利は東京消防庁に帰属
- 作品には「東京消防庁」の5文字を表示
- フリー素材は使用不可
- 入稿規定は1920px × 1920px(色はRGB)のJPGデータ
選考は、10月中に一次選考として4作品を選出し、その後11月ごろに東京消防庁のXアカウントで投票を実施し、投票数1位が最優秀作品になる流れだ。表彰式などは2025年1月以降に予定。また、最優秀作品のインターネット広告としての活用は年末ごろから実施予定という。
最優秀作品に選ばれると広告等に使用されるだけでなく、東京消防庁が実施する各種大型イベントや特別なバックヤードツアーに招待してもらえるそうだ。
本企画は都内の学生を対象としており、東京消防庁は「本企画を実践的な社会経験の場にとらえ、就職活動や将来のキャリア形成に役立つ機会としてご活用いただけますと幸いです」としている。