株式会社GameWithは8月28日、北海道 上ノ国町で学生を対象とした在住地域の魅力を再発見するワークショップ「街の魅力発見ワークショップ」を開催したと発表した。ワークショップは7月25日に実施された。
上ノ国町出身の中学3年生から高校生3年生を対象としたこのワークショップでは、上ノ国町ならではのグルメや観光地、イベント、特産品といった、人、土地モノ、コトの4つのテーマに沿って意見を出し合い、付箋にそれぞれ記入。その後、付箋を模造紙に張り付け、「世界に発信したい上ノ国町の魅力ポイント」や「上ノ国町だからこそできる新たなアピールポイント」を話し合った。
イベントに参加した生徒からは「豊かな自然を活かしたサウナ」や「大人に楽しんでもらえるカジノ」などの斬新なアイデアが発表され、改めて自分の地元の魅力について深く考えるきっかけになったという。
また、今後はワークショップで発見したアイデアをもとに、世界中で人気のゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のクリエイティブモードを使用し、オリジナルのマップをゲーム上で作成。今年中の公開を予定している。
GameWithが取り組むワークショップでは、α(アルファ)世代を中心とした次世代を担う学生に、枠にとらわれない自由な発想で地域の魅力について考えてもらい、自らの住む地域にある魅力を再発見してもらうことが狙い。今回の実施例と同様に、地域の名産品や観光地、ご当地アニメキャラなどの特徴をピックアップし、Fortnite上のクリエイティブマップモードを使用してマップを作成するなどの企画もある。
GameWithはゲーム攻略wikiなどを主としている企業ではあるが、「GameWith地方創生プラン」を発表している。地方の魅力の再発見と、新たな関係人口の創出が主なターゲットだという。