埼玉県横瀬町は9月20日、秩父湯元 武甲温泉を運営する株式会社温泉道場と「災害時における入浴機会の提供に関する協定」を締結した。この協定によって、横瀬町内において地震、台風、土砂災害等による大規模災害が発生した場合、町からの要請により秩父湯本 武甲温泉のお風呂を被災者に対して提供されるようになる。
温泉道場は2024年の4月より武甲温泉の運営を前運営事業者より引き継がれた。全国各地で豪雨・地震などの災害が頻発する昨今、いざという時への備えは必須だ。同社は「地域の生活インフラでもある温浴施設として、地域に貢献していく」とプレスリリースで述べている。
秩父湯元 武甲温泉は秩父のシンボル武甲山の麓、横瀬川沿いにある温浴施設だ。西武鉄道・横瀬駅より徒歩約10 分。緑に囲まれた露天風呂や、炭酸泉、ジェットバス、サウナ等を備えている。宿泊施設、キャンプ場も併設されているため、秩父・長瀞観光の拠点としても利用されている。