株式会社コナミデジタルエンタテインメントは9月20日、地方創生SDGsの実現のために内閣府地方創生推進室と連携することを発表した。施策の一環として、大阪・関西万博において実施される「地方創生SDGsフェス」に「桃太郎電鉄」のコンテンツを提供し、地方自治体の情報発信に全面的に協力していく。
「桃太郎電鉄」は、35年にわたって幅広い年代の方々に楽しまれている国民的ボードゲームだ。
すごろく形式で日本全国を巡り、特産品や名所を物件として購入するゲーム内容は、地域振興との親和性も非常に高く、これまでも全国各地との鉄道会社やテーマパーク、ミュージアムなどと、数々のコラボレーションを実施してきた。
「地方創生SDGsフェス」は、「桃太郎電鉄」の世界を模した来場者参加型のイベント。地方自治体による地方創生SDGsの取り組みを万博の場で国内外に発信することにより、地域におけるSDGsの達成や地域課題の解決、持続可能な社会の形成を促進する。
地方創生という側面だけでなく、「桃太郎電鉄」は教育効果の高いコンテンツとしても評価されている。2023年からは全国の教育機関向けに、PCやタブレットで動作する『桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~』の無償提供を開始。現在は10,000校以上に提供している。