株式会社ナビタイムジャパンは10月9日から、スポーツイベント主催者向け「迂回ルート検索システム」を提供開始している。迂回ルート検索システムは、スポーツイベントの主催者向けに、路上マラソン大会等で発生する大規模な交通規制に対して、車の迂回ルート検索や、周辺地域への告知機能を、パッケージとして提供するサービスだ。パッケージ化したことで、低コストかつ迅速な導入を可能にした。
このサービスを活用することで、大会運営に関する事前の告知や迂回ルート案内が円滑になり、来場者をはじめ、近隣住民、輸送事業者、観光目的で地域を訪れる方の不満を軽減し、主催者の問い合わせ対応や現場の交通整備スタッフの方の負荷軽減に貢献するという。
ナビタイムの公式サイトに掲載されている同システムの東京都港区におけるマラソン大会での活用事例によれば、大規模交通規制時の移動の最適化や、事務局での問い合わせ対応簡略化も実現したという。システムを大会公式サイト上に設置したところ、ユーザーはPCやスマートフォンから利用できるようになり、1,000回以上の迂回ルート検索が実行されたそうだ。