Z世代「有名な観光地よりもニッチな魅力を再発見したい」が93% 短期バイト×旅行の「おてつたび」が調査アンケートを公開

おてつたび
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株式会社おてつたびは10月11日、お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト『おてつたび』参加者の約半数をしめるZ世代を対象にアンケート調査を実施し、その結果を公開した。

調査名 :Z世代のおてつたび経験者へのアンケート
調査主体:株式会社おてつたび
調査期間:2024年9月13日(金)〜9月19日(木)
調査対象:Z世代のおてつたび経験者
回答数  : 69人(有効回答者数)
エリア :47都道府県
調査方法:WEBアンケート
※「Z世代」とは、一般的に1990年代後半〜2010年生まれの人を指すが、おてつたびの参加条件が18歳以上であるため、本リリースでは調査対象を18歳〜29歳とし、18歳未満は含んでいない。
※本レポートのデータは、小数点以下を四捨五入している(合計しても100%にならない場合がある)

以下ではプレスリリースに記載の内容をもとに紹介していく。

目次

「おてつたび」に参加した理由

おてつたびに参加した理由を調査したアンケート結果から、主に3つの動機が明らかになった。

ひとつ目は、特に学生や若者に見られる「今しかできない経験をしたい」という意欲だ。コロナ禍の影響もあり、限られた時間の中で新しい挑戦をしたいという気持ちや、見知らぬ土地や人々との出会いを楽しみたいという期待が感じられる。

ふたつ目は、「職業体験や地域との深い関わり」を求める層の存在だ。観光だけでなく、実際にその土地で働き、地域住民と交流しながら、視野や価値観を広げたいという思いが伺える。

3つ目は、「経済的な理由」での参加。旅行費を抑えつつも、地域での滞在や活動を楽しみたいという目的を持つ人も多く見られた。

経験

  • 学生最後に、人生経験として今までやった事のない挑戦がしたいと思ったから。
  • 大学に入学したばかりの頃、コロナ禍で通学ができず、「何かできることはないか」と思っていた
  • 学生のうちに今しかできない経験をしたいと思ったから。知らない土地で知らない人と出会うことに喜びを感じるから。
  • 就職活動が落ち着き、時間ができたため。社会人になるまでに今しかできない事を沢山経験してみたかったため。
  • 就職活動が行き詰まり、別のことをしたかった。
  • とにかく様々な地域やそこで暮らす方の価値観や考え方、地域性、歴史、観光などなんでも知りたい!という気持ちで参加しました。
  • そこで働いている方々からその土地のことや歴史について教えていただくだけでなく、人生観をお聞きして、自分の世界観を広げたいと思ったから。

地域

  • 自分の知らない場所・人・ものとの出会いを求めて参加。自分では目的地にしないような場所の発見。観光地を巡るだけじゃなくて、その場所の生活や日常を巡ることができる。一緒に働くことでふつうの旅行より深い繋がりができる。
  • 休学中で時間があり、また様々な地域に行って新しい経験をしたいから。ただ観光地へ行くのではなく、おてつたびを通すことで、人との出会いや地域の方が好んでいる場所やお店を教えてもらえる。また、長く滞在することでその土地の魅力をより、自分で発見できる。
  • ほとんどのおてつたびがメジャーな場所ではなく、この機会でないと行けないような所、職種が多く、とても魅力に感じたからです。

滞在費や旅費を節約

  • 旅行が大好きだが、一人暮らしの常に金欠な学生であるため、可能な限り安く、いろんな地域に行ける方法を探していた。そんなときにおてつたびを見つけた。
  • 長期休みを利用して人生経験を含めて1人で旅行に行きたいと考えたが、お金がかかるが、おてつたびであれば宿泊費がかからずに旅行できるから。
  • 建築を学ぶにあたって、日本47都道府県の町並みや建物を見ておきたいし、その地域の文化や暮らし方を知っておきたいと思った。だが、色んなところを回るには滞在費や交通費諸々がかかる。各地でバイトが出来れば良いが、現実的に難しそうだ。そこで、インターネットで調べながら考えていたところ、「おてつたび」という全ての望みが叶う仕組みを発見し、参加を決めた。

職業体験

  • 農業や観光業など、自分の職業とは違う仕事を体験できると思ったから
  • ホテル業界の就職に興味があったため、旅行も兼ねてホテルの仕事を体験できるおてつたびに参加を決めました。
  • 農業に関心があり、興味のある作物を育てている農家さんのお手伝いをしたいと思い参加しました。

多様な人との出会い

  • もともと色々な背景を持っている人と関わることが好きだったことや旅が好きであったこと、大学の夏休みを有効に活用したいことなど様々な要因が合わさって参加をさせていただきました。

まちづくりに関心があり

  • 大学生の時間がある間に、様々な地域でいろんな経験をして、特にまちづくりを学びたいという思いがあり応募しました。
  • 大学時代に、まちづくりや地域観光、地域コミュニティについて勉強していました。その際、授業で文字上で習うだけでなく、色々な地域の課題やこれからの地域おこしに活かせる特色などを生で学びたいと思い、おてつたびを利用させていただきました。

今後のキャリアを見据えて

  • もともとおてつたびは学生のころから気になっていました。しかし勇気がないまま社会人に。そして社会人になって5年目、休職することになり、時間ができました。そこで、普段できないようなことをやりたいと思い、おてつたびを思い出しました。また、東京から離れて自然の多い地域で新しい人と出会い、気持ちを切り替えたかったのもあります。
  • 公務員として4年間勤務していましたが、漠然と定年まで勤めることに疑問を感じ、興味を持っていた分野に挑戦してみようと思い参加しました。
  • 元々旅行が趣味で、交通費の節約になりそうという簡単な理由で学生時代に始めました。社会人になり、一旦おてつたびを辞めていたのですが、仕事が合わず退職したため、都会から離れて過ごしたいという思いや、自分に合う環境を見つけたいという思いで再開しました。

おてつたび参加者の「旅の価値観」に関するアンケート結果

『旅をすることで地域にいい影響を与えたい』と思いますか?

 『旅先で地元の人と交流したい』と思いますか?

『有名な観光地よりもニッチな魅力を再発見したい』と思いますか?

移住・定住・就職に繋がった事例も全国から

おてつたびでは、地域が抱える“人手不足”という課題を「新たな旅の目的地」として地方への新しい人の流れを生み出している。地域で働くことを通じて、地元の人々と出会い、観光を超えた深い交流を経験する。こうした一つひとつの出会いが、やがて地域に継続的なファン(関係人口)を生み出すと同社は考えているそうだ。

参加者に以前実施したアンケートでは、86%以上の方が「また地域に訪れたい」と回答し、約6割が「おてつたび」終了後も、地域の方と関係が続いているというアンケート結果も出ているという。さらに、移住・定住・就職に繋がった事例も全国から報告を受けているそうだ。

同社では「おてつたび」を通じて、日本各地に人を循環させ、地域経済も活性化させ、地域がピンチの時に助け合える関係性を全国に築くことを目指している。

おてつたびとは

おてつたびは「お手伝い」と「旅」を組み合わせたサービスで、人手不足に悩む地域の事業者(農家や旅館など)と、旅先で働きたい人をつなぐ短期アルバイトのマッチングプラットフォームだ。

旅行者は、現地までの交通費は自己負担となるものの、旅先で働くことで報酬を得られるため、旅行の経済的負担を軽減できる。一方の地域事業者は、地域外からの働き手に対して報酬と宿泊場所(寮など)を提供することで、業務を手伝ってもらえる。

滞在期間は1泊2日から最長2ヶ月まで募集によりさまざまで、参加者の平均滞在期間は14日間。現在、登録ユーザー数は6万人で、実際の参加者のうち約半数の52%がZ世代だという。

おてつたび

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