成田国際空港株式会社は10月15日、ことし10月中に国際線・国内線の航空旅客数の合計が12億人を達成する見込みだと発表した。
成田国際空港が開港したのは1978年5月。10億人を達成したのが2017年7月だった。その後2019年11月には11億人を達成。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で旅客数が一時期減少したものの、4年11ヵ月の歳月を経て12億人の達成見込みだという。
同空港では、ユナイテッド航空の成田=セブ線が新規就航すると発表している。セブは東南アジアを代表するビーチリゾートのひとつとしての魅力はもちろんのこと、近年、語学学校の新設とプログラムの充実化が進んでおり、語学留学先としても日本からの需要が期待できると見込んでいる。
また、2025年3月4日からZIPAIRの定期旅客便として成田=ヒューストン線が就航すると発表した。これにより、ヒューストンへの便は成田を午前中に出発することで、現地に朝6時台に到着となり、到着日を最大限に活用でき、さらにアメリカ国内および中南米各地への接続も可能になるという。
ちなみに、成田空港では海外から日本に来る方向けに、“日本ならでは”を体験できるイベントなども実施。10月25日までは食品サンプルの制作体験と屋台をイメージしたフォトスポットが用意されている。