宮崎県ではことし8月から日向坂46とコラボ企画を実施している。
ことし9月、サンマリンスタジアム宮崎などで「ひなたフェス」が開催された。これに合わせ、宮崎県ではコラボ企画としてひなたフェスに参加する日向坂46のファンである「おひさま」を歓迎するため、宮崎県・県内26市町村の観光地と、日向坂46メンバー27名がタイアップしたポスターやのぼりを各市町村に設置していた。
そして同県は10月23日に、同コラボイベントの第2弾を実施すると発表した。
「日向坂46メンバーが推す食や観光地などを堪能してほしい」
今回実施する第2弾では、これから「おひさまの聖地宮崎県」を訪れる「おひさま」を歓迎する新たなコラボ企画を用意した。同県は「県内各地のコラボ企画を楽しみながら、日向坂46メンバーが推す食や観光地などを堪能してください！」と述べている。なお、コラボ期間は12月31日（火）までを予定。
メンバーのサイン入りポスターの設置
現在設置しているポスターがメンバーのサイン入りポスターに変更される。ポスターに登場しているメンバーと、その設置場所はコラボ企画特設サイトで確認してほしい。
メンバーからのお礼動画の展開
ポスター設置場所にて、デジタルツール「MEET」にスマートフォンをかざすと、タイアップしているメンバーからのメッセージ動画を視聴できる。
単なるライブイベントに留めない新たな意義
観光客の誘致などにおいて、観光地とタレントやアイドル等著名人を起用する例は少なくない。
ただ、ひなたフェスにおいては日向坂46のメンバーやスタッフから並々ならぬ思いが同イベント特設サイトに記載されている。
詳しくは特設サイトを閲覧してほしいのだが、「皆さんにも、私たちと同じように宮崎に親近感を持ってもらえたら嬉しい」「宮崎の皆さんと一緒に創り上げていきたい」など、フェスに対して単なるライブイベントに留めない、新たな意義を見出すきっかけになったという。
宮崎県がフェス終了後の現在もコラボイベントを継続しており、また日向坂46側も新たな取り組みをすることは、両者にとってライブイベントが大きなターニングポイントになったのだと思われる。そうして築き上げたものは、関係人口の創出につながっていきそうだ。
