岐阜県飛騨市がプレスリリースアワード2024 ローカル賞を受賞 発信と活用により地元の魅力を内外へ広げることに最も貢献

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株式会社PR TIMESは10月28日、プレスリリースの可能性拡大に貢献した企業と担当者を讃える「プレスリリースアワード2024」の受賞プレスリリースを発表した。2023年8月1日から2024年7月31日に国内で発信されたプレスリリース2481件がエントリーし、プレスリリースアワード2024審査会により11件のプレスリリースが10部門の賞に決定した。

今回のプレスリリースアワードでは、過去最多応募数の2481件のエントリーから11社11件のプレスリリースが受賞、77社79件のプレスリリースが最終審査に進出し「Best101」に選出された。なお、Best101にもかかわらず77社79件のプレスリリースとなっているのは、審査方法の見直しの影響のためだという。

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岐阜県飛騨市がローカル賞を受賞

プレスリリースアワード2024では10の部門が用意されていた。そのなかで、発信と活用により地元の魅力を内外へ広げることに最も貢献したプレスリリースに贈る「ローカル賞」に輝いたのが岐阜県飛騨市【岐阜県飛騨市】「なんとなく不調」から人間関係・家庭・性の悩みなど11~18歳の思春期の「もやもや」に寄り添いますだ。

当該のプレスリリースは、飛騨市を実装検証のフィールドとして飛騨市版思春期健診「ヒダ×10代ケンシン」を実施するというもの。

10代ケンシンとは、飛騨市内に住んでいるか市内に通学している11歳~18歳、いわゆる「思春期」の皆さんを対象に、この時期ならではの心や体のこと、家庭や学校のこと、将来への不安など、さまざまな不調や悩みについて10代の健康の専門医が話を聞き、少しでも楽になる方法を一緒に考えていこうという健康診査だ。

もともと飛騨市では生きづらさを抱える方々の悩みごとに世代や分野を区切らず受け止め、専門性も持って相談対応する「地域生活安心支援センターふらっと」を開設し、さまざまな相談に対応していた。そのなかで、社会に出る前の思春期時に自身の特性や自己理解を深めていれば、自身に適合する進路をみいだせ、社会に出てから辛い思いをせず活き活きと暮らすことができるのではないかと考えていた。

2023年から飛騨地域唯一の入院精神医療機関である須田病院で勤務されている阪下和美医師に、アメリカなどで定着している思春期時の健診の重要性ならびにそれを実施する上での社会的な課題の存在を聞いたことが飛騨市版思春期健診の実施のきっかけだったとしている。

「自治体のPRの本質は『人』なんだと改めて感じる素敵なリリース」

ローカル賞として選出した審査員のPRDESIGN JAPAN株式会社 佐久間 智之氏は授賞理由として次のようにコメントしている。

「11~18歳の思春期の『もやもや』に寄り添うために『ヒダ×10代ケンシン』を伝えるリリース。

見出しも目を引くもので、内容も担当の想いがギュッと詰め込まれており、さらにグラフを活用し、事業内容がスッと頭に入りやすくなる、共感できるような内容となっており、動画も埋め込み、そこで丁寧に解説しているので、中身の濃いリリースだと感じました。

飛騨市はこのリリース以外でも、自治体としてはPRTIMESでもリリース頻度が多く、かつ一つ一つ手を抜かずに『伝わる』ことを意識して配信していると思います。地域のことを多くの人に知ってほしい!飛騨市のことをもっと広げたい!そんな想いが伝わるリリース。

やはり自治体のPRの本質は『人』なんだと改めて感じる素敵なリリースでした」

今回のプレスリリースアワードでは飛騨市のほかに、ヤッホーブルーイング、ヘラルボニー、LIFULL、協和、ピジョン、七越製菓、オレンジ、稲垣塗装所、岡崎竜城スイミングクラブ、永谷園ホールディングスが受賞した。

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