スポットツアー株式会社は10月30日、同社が提供中の無料観光DXプラットフォーム「SpotTour」において、観光客数(ユーザー数)が20万人を突破したことを発表した。
SpotTourは主催者の企画した観光ルート(ツアー)に参加したユーザーが管理画面でリスト化されており、アプリを通じてプッシュ通知を送信できる。そして次回にイベントを開催する時に、システムがすべての参加者に自動でプッシュ通知するため、過去の参加者に自動的にアプローチできる点が特徴。そのため、リピーターの醸成に大きく貢献するという。
また、英語、日本語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、タイ語、カンボジア語、ベトナム語、ロシア語、スペイン語の12言語に対応しており、現地までのナビゲーションやデジタルのスタンプ、そして、現地に行くと開放される情報(限定情報)などを表示させる機能も備える。
活用方法の幅は広く、「観光DX」により集積される観光ビッグデータにより、観光周遊ルート・移動時間・滞在時間などを「見える化」することで、快適な観光のための案内や2次交通の整備を通じ観光を振興し、住民・文化・環境と観光客の共生も図ることも可能。また、プッシュ通知機能により、災害時の案内にも利用できるとプレスリリースでは述べられている。
同サービスは全国400以上の自治体や事業者が利用しており、累計93万回の訪問を創出したそうだ。利用料は、初期・月額ともに0円。