おいしそう&かわいい防災食LOVE CAN「ハンバーグ」「ミネストローネ」 保存期間は3年、常温でも食べられる

LOVE CAN
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一般社団法人東の食の会は11月1日(金)から「LOVE CAN ハンバーグ」「LOVE CAN ミネストローネ」を販売開始した。この商品は有限会社 肉の秋元本店、株式会社 タイム缶詰との共同開発だという。

価格はハンバーグ、ミネストローネともに1缶864円(税込)。保存期間は3年で、常温保管可能。公式サイトでは、湯銭して食べるのをおすすめしているものの、常温でもおいしく食べられるように製造していると述べている。

現在は公式ECサイトで販売中。今後は各種小売店、百貨店、ECサイト等への販路拡大を予定している。

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もしもの時に備える安心をひとつに詰め込んだ

「LOVE CAN」は、大切な人のもしもの時に少しでも力になりたい、そんな想いから生まれた贈って備える防災食ブランド・プロジェクトだ。日常の喜びの瞬間に贈られるギフトでありながら、災害などの非常時にはおいしい愛が大切な人の支えとなる。このような防災の輪を広げようと思い、LOVE CAN防災食プロジェクトを発足させたそうだ。

使用している食材は、なるべく地域の生産者の食材を使用できるようにこだわった。LOVE CANをとおして、地域の一次産業の活性化の一助になれればという想いがあるためだそうだ。ミネストローネに使用しているトマトには通常出荷ができなくなってしまったものを活用し、アップサイクルを実現しているという。

もちろん味の面でもこだわりがある。

使用している肉には「LOVE CAN」発起人の肉の秋元本店が生産するブランド豚「白河高原清流豚」を使用している。白河高原清流豚は、大ヨークシャー・バークシャー・デュロックの3品種による三元交配豚で、肉本来の旨みがある赤身と、甘味があるのに後味がさわやかで冷めても風味が良く口溶けが良い脂がポイントだそうだ。

地震や豪雨被害にあった能登の方に支援するプランも

LOVE CAN公式ECサイトでは、自分のために購入するだけでなく、「能登に贈る」というセット組も販売されている。これは、能登半島地震と奥能登豪雨で被災され、支援を必要とされる方々に届けるためのもの。価格は48缶セットのみでどちらの味も38,000円だ。

缶を贈った状況などは、一般社団法人東の食の会のホームページやSNS等で発信されるとのこと。

東日本の食産業の長期的支援を目的として創設した一般社団法人

LOVE CANを手掛ける東の食の会は、「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011 年に創設された一般社団法人。東北の食の販路開拓や、商品プロデュース、人材育成などによって、5年間で約150 億円の流通総額を創出することに成功した実績をもつ。

これまで手掛けた商品開発のプロデュースでは、これまで累計製造1,000万缶、30億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、サステナブル海藻シリーズ「もっと藻!」、福島の寄付つきドライフルーツ「りんごポリフェノールのチカラ」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)」をリブランディングした「358 (サゴハチ)」などが挙がる。

また現在LOVE CANでは、作り手、備え手(防災食の備蓄品として選択いただける企業、行政、教育機関等)、売り手を募集中だ。

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