BSIジャパンとNTTアーバンソリューションズは、スマートシティに関する国際規格ISO 37106の普及に向け、基本合意書を締結しました。両社の知見とネットワークを活かし、日本の街づくりを新たな段階へと導く取り組みがスタートします。
NTTアーバンソリューションズは、名古屋市東桜街区において日本で初のISO 37106レベル3を取得するとともに、さらに世界二例目のレベル4を取得しています。今後は、当街区における取り組み事例紹介や街区視察への対応など通じ、本認証のさらなる認知度を向上させていくようです。
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ISO 37106とは なぜ注目されるのか?
スマートシティは、IoTやAIなどの技術を活用し、都市のインフラやサービスを効率化することで、より住みやすい都市を実現する取り組みです。ISO 37106は、スマートシティに関する国際的な基準であり、この規格を取得することで、都市の持続可能性や魅力を高めることができます。
具体的には、ISO37106認証はスマートシティの戦略策定および管理運用のプロセスを評価する国際規格を指します。スマートシティ及びコミュニティのリーダーが、持続可能な未来へのビジョン達成に向けて、ひと中心型、オープンで協調的、デジタル技術を活用した都市運営モデルを開発・運営するため、ガバナンス、プライバシー管理、便益実現フレームワークなどのベストプラクティスを提示しており、それらへの対応度合いを評価されます。