株式会社ABC Cooking Studioは11月12日、宮崎県延岡市と連携協定を締結したことを発表した。この協定は、相互の連携を強化しながらそれぞれの持つ資源や機能等を有効活用し、延岡市の「食」による持続可能な地域づくりと地域活性化に向けた取り組みを推進することを目的としている。
連携協定における協力事項は以下の7点だ。
- 観光・ブランド振興に関すること
- 特産品の活用に関すること
- 地域食材の魅力向上や販路拡大に関すること
- 情報発信や施策PRに関すること
- 人財交流・人財育成及び「食」を通じた地域活性化推進に関すること
- 食育の推進に関すること
- その他相互の協議により必要と認められる事項
ABCでは来年度からは地域活性化起業人の派遣を調整中であり、地域の振興に貢献できる人材の育成を目指すという。
今回の締結にあたって、延岡市長の読谷山洋司氏「この度、国内外に多くのスタジオと会員を持つ株式会社ABC Cooking Studio様と連携協定を締結することとなり、大変嬉しく思います。今後は相互の連携を強化しながら、それぞれが持つ物的・人的・知的資源を有効活用し、首都圏や海外の会員へのPRを通した本市食材の販路拡大やインバウンド誘客増など、さまざまな事業に手を取り合って取り組んでまいります」と意気込みを述べた。
またABC Cooking Studio:志村代表取締役兼CEOは「ABCは延岡市内産業のさらなる活性化と地域経済の発展に貢献するため、あらゆる手段を尽くして支援してまいります。延岡市の食を未来につなげ、食で人がつながり集うことで、この先も豊かに、持続可能な発展に貢献してまいります」と話した。