長崎市の地元企業と海水浴場の清掃活動 近隣の漁業者からは「みんなでごみを拾ってくれているのはありがたい」と感謝の声

一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクト
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一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは11月13日、長崎市に所在する中村工務店の協力のもと、長崎市南部の川原(かわら)海水浴場の清掃活動を実施したことを発表した。ことし6月にも清掃活動を実施していたが、その際に「秋にもゴミ拾いをしたほうがいい」と声が挙がり、今年2度目の実施となった。

清掃活動には中村工務店の社員と家族およそ50名が参加。川原海水浴場は子供連れの家族にも利用されることが多いという。海岸にはペットボトルやプラスチック、ビニール、漁具など多くの海洋ごみが流れついており、外国語が書かれたペットポトルなどもあったそうだ。

参加者からは「拾っても拾ってもまた流れて来てきりがない。でも私たち人間がしたことなので清掃を続けていくしかない」と決意を新たにしたコメントが寄せられている。また近くで漁をしていた漁業者からは「高齢化が進む私たちだけではどうすることもできない。こうやってみんなでごみを拾ってくれているのはありがたい」と感謝を述べられた。

一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは、「海洋ごみ問題」について認知を広め、県民ひとりひとりの身近な問題として捉えてもらうことを目指すプロジェクトを実施している。自治体やNPO法人・地元企業、学校などと連携した企画を実施し、「海ごみ撲滅」と次の世代にキレイな長崎の海を引き継ぐための啓蒙を県全体の関心事となるよう広めていくことを目的としている。

一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクト

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