アサヒグループ食品株式会社は11月19日から「【防災士監修】『1人あたり約200g(2日分相当)の防災バッグ向け詰め合わせ 2人分』」を、通信販売のアマノフーズオンラインショップで発売している。価格は5,282円(税込)。
防災バッグの軽量化をテーマに、ひとりあたり200g弱で、2日間×ふたり分相当のフリーズドライ商品を詰め合わせたセット。みそ汁、雑炊、お惣菜シリーズや本格カレーなど、心と体を温めるバラエティー豊かな組み合わせにしたという。
商品特徴
おみそ汁の「まごころ一杯」は、こだわりの国産野菜を具材に使用し数種類の味噌とブレンドして作られた通販専用商品で、なすや5種の野菜など、10種類のおみそ汁が詰めあわされている。
主食となる雑炊は、国産米を旨みたっぷりの魚介だしで炊き上げた本格的な味わいに。かに、さけ、炙りたらこ、貝柱の4種類を用意。
お惣菜シリーズはおかずとして、ごはんにかけて丼として2通りで楽しめる。こちらは親子煮、五目中華あんかけ、牛肉の卵とじの3種類。
カレーは野菜スムージーで煮込んでおり、本格的なスパイスの香りに。野菜と鶏肉のカレー、ひきわり豆のトマトカレーの2種類が入っている。
防災バッグの重さ、気にしている?
同社が全国の20~70代の男女計800名を対象に実施した「防災バッグに関する実態調査」アンケートによれば、自身の防災バッグの重さの上限を把握している人は38.4%、避難時に推奨されている防災バッグの重量上限を把握している人は16.1%に留まり、いずれもバッグの重さに対する意識が比較的希薄な傾向にあることがわかった。
また被災経験者に『非常食を選ぶ際に最も重視するポイント』を伺ったところ、「常温・長期保存が可能なこと(35.5%)」、「おいしいこと(19.3%)」、「調理不要であること(16.8%)」に支持が集まったという。さらに、『避難生活時に食べてホッとした、精神的に落ち着けた食べ物』については、上位から順に「ごはん(50.0%)」、「味噌汁(45.9%)」、「即席めん(24.4%)」が挙げられた。
くわえて被災経験者に『非常食を軽量化するために行っている工夫』を訪ねたところ、「軽量な食品を選ぶ」が51.7%で最も支持を集め、非被災者経験者との比較では+17.8ptとなり非常食の軽量化については被災経験者の意識の高さが伺える結果になったそうだ。
アマノフーズではこの調査結果を踏まえ、防災士の岩野祥子さん監修のもと、防災バッグの軽量化を叶えるとともに、常温保存ができ軽量で持ち運びがしやすく、お湯を注ぐだけで簡単に温かい食事が食べられ、災害時の備えや備蓄用としても最適なフリーズドライ食品の詰め合わせセットの発売に至ったそうだ。