Peatix Inc.(ピーティックス)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)が業務提携に合意したことが11月27日に発表された。あわせて、企業・自治体向けに統合型のコミュニティマーケティングソリューションの提供開始することも明かされた。
ピーティックスは、年間あたり520万人以上のイベント参加者データを保有し、イベント・コミュニティ運営において豊富な実績と知見を有している。一方のCCCグループでは、全国にTSUTAYA、蔦屋書店、SHARE LOUNGEといったオフラインの場を有し、データベースマーケティングを強みとしている。
両社の業務提携の目的は、CCCが顧客エンゲージメントを高めるためのイベント企画・運営を行い、ピーティックスのプラットフォームで企業とコミュニティメンバー間の双方向のコミュニケーションを活発化させることで、サービス・製品への理解と愛着を深めることだという。
また、CCCが有するデータベースマーケティングの知見をもとに、イベント参加前の潜在顧客へのアプローチや参加後のフォローアップの全体設計し、コミュニティの発展によるビジネスの成長に貢献する、とプレスリリースで述べられている。
さらに、自治体や行政団体による地域の魅力発信をオフライン・オンラインで利用できるソリューションの提供や、商業施設のイベント告知を最適化する仕組みなども創り出し、新規顧客の獲得と既存顧客のロイヤリティ向上を支援するそうだ。
12月12日(木)には、「オフライン×オンラインの融合で生まれる新しいコミュニティマーケティング戦略:Peatix Marketing Terrace vol.9」と題したオンラインイベントを開催する。ファンづくりと顧客体験の創出に関心のある企業や自治体の方を参加対象に掲げている。