新潟県長岡市下水道事業100周年を記念して大人気作品「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(以下、るろうに剣心)」とコラボレーション企画が実施される。市は12月2日に、るろうに剣心のマンホール蓋のデザインが決定したことを発表した。同マンホール蓋は2025年春に設置予定だ。ちなみに、るろうに剣心の作者・和月伸宏は、長岡市(旧越路町)出身だ。
新潟県長岡市の下水道事業は、大正13(1924)年に着手。ことしで100周年を迎えた。マンホール蓋への取り組みによって、「下水道へのイメージアップや理解促進を図るとともに、るろうに剣心やアニメファンならびにマンホール愛好家をはじめとする観光客の誘客や交流人口の拡大、および地域活性化につながることを期待している」と市はプレスリリースで述べている。
用意されるマンホール蓋は、「緋村剣心」「神谷薫」「明神弥彦・相楽左之助の3種類。設置場所とその理由は以下のとおりだという。
- 緋村 剣心
設置場所:長岡市役所大手通庁舎前歩道
大正13年から着手した下水道第一期の事業区域。 - 神谷 薫
設置場所:もみじ園前駐車場
和月氏の出身地であり、苗字の「神谷」は越路地域の神谷地区に由来されていることから越路地域の観光名所を選定した。 - 明神 弥彦・相楽 左之助
設置場所:寺泊魚の市場通り歩道
市内屈指の観光名所であり、「弥彦」の名の由来でもある弥彦山・弥彦神社に隣接する地域。
長岡市にはるろうに剣心のマンホール蓋のほかにも、各地域に特色あふれるデザインのマンホール蓋が設置されている。設置場所や設置されているデザインは市のページにて。