有限会社春華堂は、株式会社JR東海エージェンシーとともに、浜松駅のより一層の賑わいを創出すべく、新たなデジタルサイネージメディアを共同開発した。すごく大きなうなぎパイ(のサイネージ)が12月13日(金)から稼働開始するという。
このサイネージは、柱を1本活用した大型の透明有機ELディスプレイを使用した。駅柱を活用した大型サイネージは「JR東海エージェンシー」との共同開発。サイズは縦4.4m、横2mのボックス型となり、正面には透明有機ELディスプレイ(55インチ)の6面マルチディスプレイを 配置、その背面に透過性を活かして縦3m、横0.75m、奥行き8㎝のうなぎパイオブジェを格納しているという。
筐体全体をうなぎパイの包装紙デザインで装飾し、大きなうなぎパイパッケージをイメージした。正面の透明有機ELディスプレイでは、中のうなぎパイオブジェを活かした映像コンテンツが放映される。大切な方との待ち合わせや、出会いの場所として浜松の新たな待ち合わせスポットになることを目指すという。
開発のきっかけは「地域のシンボルとして利用者が楽しんでいただける場を提供したいという思い」だった。地元浜松駅で自社商品を活用する。駅と地元の地域連携をより強固なものにするためだ。プロジェクトは2021年春からはじまった。さまざまな企画案を検討した結果、今回の巨大なうなぎパイオブジェを活かしたサイネージの開発に至ったそうだ。