アニバーサリーコンシェル株式会社は12月5日、神奈川県横浜市とデジタルツールを活用した持続可能な自治会町内会運営に向けて、連携協定を締結したことを発表した。締結したのは2024年11月8日。
本協定は、デジタルツール等を活用して自治会町内会のデジタル化を支援し、地域活動の活性化と業務の効率化を図ることを目的としている。主な連携業務として以下の内容に取り組む。
- デジタルツール等を活用した自治会町内会の業務負担軽減
- デジタルツール等の自治会町内会への普及
- デジタルツール等の展示・相談会に関する取り組み
- デジタルツール等に関する相談対応・自治会町内会向けの個別対応
- その他、自治会町内会でのデジタルツール等の活用
目次
自治会町内会の業務効率化、活性化、地域の防災力向上を支援
同社が提供する「デジ町町内会LINE」は、以下の機能を通じて、自治会町内会の業務効率化、活性化、および地域の防災力向上を支援している。
回覧板のデジタル化
- 従来の紙媒体による回覧板をLINEでのデジタル配信に転換
- リアルタイムでの情報共有が可能に
- ペーパーレス化による環境負荷低減
カレンダー機能による活動支援
- 町内会行事やイベントの効率的な情報共有
- スケジュール管理の簡素化
キャッシュレス集金システム
- 町内会費や寄付金等のキャッシュレス決済を実現
- 会計業務の効率化と透明性の向上
- 現金管理の手間と負担を軽減
デジ町防災LINE
- 全国対応の避難場所検索システム(半径3km以内)
- 地図アプリとの連携による避難経路確認
- 災害時の安否確認機能
- 位置情報付き防犯情報の共有機能
本協定に基づき、同社は横浜市と連携しながら、地域コミュニティのデジタル化を支援し、より活性化された自治会町内会活動の実現を目指していくという。「LINEという身近なプラットフォームを活用することで、自治会町内会の運営効率化と活性化を実現し、さらには地域の防災力向上にも貢献してまいります」とプレスリリースで述べている。また、運営業務の負担軽減や活動情報の効果的な発信により、町内会の加入率向上という社会課題の解決にも取り組んでいくそうだ。