愛知県半田市は12月11日、瀧上工業雁宿ホールに中学生・高校生を始めとした若い世代の方々が学習活動を中心に安全で安心して過ごせる「学習スペース」を冬季休暇(冬休み)以降、本格的に開設することを発表した。同市では2024年度から地区公民館等の社会教育施設において、「子どもの居場所」づくりを進めている。
本学習スペースは、夏季休暇(夏休み)と9月(土・日曜日・祝日)に試行的に開設し、利用者を対象にしたアンケート調査を実施した結果、満足度の設問では「満足」「ほぼ満足」が全体の92.8%を占めた。今後の常設の設問では「使用したい」が89.2%を占めていた。
今冬の冬休み期間中は、12月21日(土)から2025年1月6日までの間、学習スペースが開設される。なお、12月28日から翌年1月4日の年末年始休暇中は除く。また、冬休み後は1月13日(月)から土曜、日曜、祝日に開設。時間は9時から19時まで開く。
半田市では「市立図書館」の学習室がキャパオーバーになりつつある状態で、子どもたちの学習場所、そして居場所が不足していた。。また、瀧上工業雁宿ホールにおいては若い世代の利用者が少なく、利用促進を図りたい背景もあり、今回の子どもの居場所としてのスペース開設が決まったそうだ。