アイリスオーヤマ、埼玉県のフードパントリーへ食品支援開始 同社の食品・飲料水等をひとり親世帯などに提供

アイリスオーヤマ
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アイリスオーヤマ株式会社は、NPO法人埼玉フードパントリーネットワークを通じて、アイリスオーヤマが製造・販売する食品や飲料水などを、埼玉県内のひとり親世帯を中心に食品支援が必要な家庭へ2025年1月から提供する。

フードパントリーとは、困ったときに誰でも無償で食品支援を受けられ、地元企業や農家が提供する食料品を集積し、直接的な支援をする取り組みだ。支援者と利用者が互いに顔の見える関係を作ることで、親に対する孤立解消や相談窓口といった支援にもつながる。厚生労働省によると、現在こどもの9人に1人が貧困状態で、とくにひとり親世帯の貧困率は44.5%と高い水準。「3食きちんと食べられない」「部活の道具が買えない」など厳しい状況におかれているこどももいるのが現状だ。

アイリスオーヤマ株式会社ではこどもの健やかな成長を支援するため、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを通じて、2022年7月からアイリスオーヤマの工場が立地する宮城県内の各「こども食堂」に向けてパックごはんや飲料水、もち、レトルト食品などを提供している。その後、同じく工場が立地する福島県・滋賀県・佐賀県にも支援地域を広げてきた。

今回の埼玉県での取り組みでは、同社の埼玉工場が深谷市に立地していることから実施するに至った。

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