香川県高松市にAI開発用GPUデータセンター誕生 NVIDIA製最新GPUを408基提供、中四国地方では初 – 株式会社ハイレゾ香川

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株式会社ハイレゾの子会社・株式会社ハイレゾ香川は12月19日に高松市データセンターを開設したことを発表した。同データセンターでは、現行最新モデルである「NVIDIA H200 Tensor コア GPU」搭載のGPUサーバー(以下「HGX H200」)408基を提供する。

同社は2019年から石川県志賀町でGPU専用データセンター事業を開始し、2022年8月には志賀町第2データセンターの運営を開始した。今回開設した高松のデータセンターはこれらに続く拠点で、中四国地方初となるAI開発用GPU専用データセンターとなる。本データセンターの最大の特徴は、公益財団法人かがわ産業支援財団の研究施設を一部改装し、工期と建設コストの大幅な縮小を実現したことだという。

本事業は、2024年4月に経済産業省の「クラウドプログラム」供給確保計画に認定され、最大77億円の助成が決定している。NVIDIAの最新モデル「HGX H200」を408基備え、最先端のAI開発環境を提供するクラウドサービスを業界最安級の価格で、高松市から全国へ展開するそうだ。さらに、2025年夏には香川県綾川町にて、廃校を活用した新たなGPU専用データセンターの開設も計画している。

同社はプレスリリースで「地域資源の利活用とテクノロジーの融合を図り、持続可能な開発を支援することを目指しています。今後もAI技術の普及を促進し、地域資源の活用を通じて地方創生に貢献してまいります」とコメントしている。

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