福島県は7月16日、県内で創業・起業した方、および起業を目指す方を対象にした「ふくしまベンチャーアワード2024」を開催すると発表した。
第二創業や学生、県外に住む人からの応募も可能。応募期間は2024年10月21日(月)まで。
賑わい創出、将来的なニーズ、事業計画等を審査される
募集テーマは福島県内において新しいビジネスへの挑戦や、地域課題の解決に取り組むビジネスプラン、同様の目的で現在チャレンジしているビジネスだ。
一次審査で書類を審査し、二次審査では面談を実施。最終審査に通過するのはおよそ9者前後を予定しており、最終審査に通過した人(団体や企業)はプレゼンテーションをする。
最優秀賞(福島県知事賞)は賞金20万円、優秀賞は賞金5万円が贈られる。そのほか、特別賞や協賛企業賞を用意しているとのこと。
募集要項に記載の審査基準は以下のとおり。
起業家精神・熱意
- 事業に取り組む動機 (なぜ取り組むのか) や想い (応募者が取り組むべき必然性) が明確か
- 事業プラン遂行に向けた意識が応募者に確認できるか
- 事業プランに対する高い志と強い意志・熱意を持っているか
新規性・斬新性
- 事業プランのアイデアや仕組みなどには、従来にはない要素が含まれているか
- 時代や地域における将来的なニーズを見据えている事業プランかどうか
- 模倣ではない事業プランかどうか
社会性
- 賑わい創出などの波及効果があるかどうか
- SDGs(持続可能な開発目標) への貢献に資する事業プランかどうか
- 福島を代表する事業プランとして、県内外へ示せるか。また、他の起業家の参考となりえるビジネスかどうか
事業性・計画性
- 応募者自身や地域などの強みや弱みを理解したうえで、 事業プランを考えているか
- 事業プランのターゲット、 目標が明確かどうか (ビジョン、ストーリーが具体的に描かれているか)
- ビジネスとして実現させていくために具体的な根拠に基づく収支計画と収益目標が立案されているか。市場規模 (潜在的市場を含む)、 競業他社などを把握しているか
その他
- 事業プランの魅力や効果、 特徴などを上手く訴えられているか
- 協力者がいる場合、 実現に向けた協働意識や夢を互いに共感しているか
- 具体的なサポート (資源の提供、出資など) はあるか